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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2008年09月27日

秋の夜の訪問者! 9/27

夕餉のテーブルを囲んでいて、突然の訪問者に声を上げたotto。
三角出窓のガラスから覗いているではないか!
大きな訪問客!ノックする訳でもないのだが、何となく気配を感じる訪問客の目線。



コオロギ、松虫、鈴虫など賑やかな虫の声はひびき、たまに家の中で鳴いている。
夜の窓の明かりに向かってやってきたオオカマキリ。黙ってガラスに捕まっている。よく滑らないものだと感心する。
no-flash でデジカメ。 

カマキリは庭の木に薄茶の巣を作りその中で卵が越冬する。
子供が小さい頃、宝物にして引き出しに入れていた。
春に一袋から何百もの小さな糸のようなカマキリに子供が出て来たものだった。

訪問客のカマキリも結構太っている。卵を産むのかも知れない。



朝のヴェランダには水玉模様の羽が一本落ちていた。
早朝の訪問客の忘れ物だろうか。
秋には羽が変わるのだろうか? 何鳥か判らないが、カラスやスズメではなさそうだ。
奥入瀬の道で拾って来た橡の実と並べてみた。
意外に似合った組み合わせになった。


丸々とツヤのあったトチの実は20日も立つと萎びて来た。

「橡の実や幾日ころげて麓まで」一茶
時代は変わって数時間で青森から千葉までやってきた。
訪問客ではなくさらわれてきた橡の実。

きっと我が家の庭が全世界のカマキリ、目の前の古墳の森が全世界の名も知らぬ小鳥、そして青森から運ばれて来た橡の実。

肌寒さに夏の疲れが重なってノンビリすごした今日一日。
なんとなくロマンチックな気分に浸った。  

Posted by jun1940 at 21:36Comments(11)自然の姿