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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2010年05月20日

2010.5.古墳の森のテンナンショウ

一気に森が茂って来た。
昼なお暗き古墳の森。直径15〜20mの円墳が17基点在する森。
森が鬱蒼とすると目に付くのがテンナンショウ。
中の白い珠がランプのように見える。
 

紫色のオオミネテンナンショウと緑のヒロハテンナンショウだと思う。
正直いってテンナンショウとマムシ草の区別がつかないのだ。
どちらもサトイモ科。
マムシグサとウラシマソウは釣り糸が有れば「浦島」教わった。
花が終わった後、真っ赤な実を付けた姿が山でお馴染み。

「浦島草」は大庭みな子の小説。庭に生えるこの草の風景に不気味な印象を受けた。
読後、どんな草かと気になっていたが、実際にみたのは随分後になる。
実家の庭ではついぞ見かけたことがなかった。
貴重種か? と思っていたら、常陸太田の庭にはこの種の草が沢山出る。そして歩き初めて森にも見つけた。
薄暗い森でのテンナンショウの姿が最も雰囲気が出ている。
不気味でないのも良い。
ほのかな灯を思わせる姿が良い。  

Posted by jun1940 at 10:33Comments(6)古墳の森