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2010年05月30日

夜来香 201005

雲取山の後遺症:筋肉痛で翌日階段登りは可。降りは後ろ歩き。自転車危険状態。
        翌々日階段前向き登降可。自転車自信無し。
3日目の25日はほぼ正常。膝と腰には全く来なかった。
正常になったのでcampus-tourなる花の仲間の会に参加。
大学時代の同級生。専門外の植物に興味を持つ仲間が夢中に植物にのめり込んでいる。
母校のcampusの植物観察に始まり、高尾山の植物観察を例会として歩き始めた会。

神代植物公園を一日歩く。薔薇を始めお花の溢れる皐月の公園。
温室で念願の夜来香(イエライシャン)に出逢う。



「夜来香」は大学の文化祭で餃子&豚饅の出店に付けた名前。以来気になっていた。

そして歌。
バブルのころ就労外国人が駅に溢れていた。
何かしないとトラブルが発生するに違いない!
そこで国際交流協会で外国人に日本語を教える企画をたてた。
教えるに当って共通言語として英語以外の言語が必要になった。
スペイン語と中国語が最も必要になった。先ずはスペイン語に飛びついたが、名詞、動詞,...
どれも数、性、時制に応じて変化が有り過ぎて急場に間に合わない。一年で give-up.
中国語は発音が難しいが文字から何となく判断できる親しみもあり、しばらく続いた。
中国語の歌を覚えよう! そこで唱った中に「イエライシャン」があった。
 ♬恋の夢消えて 残る夜来香 この夜来る香り
   夜来香 白い花 夜来香 恋の花 ♪

ロマンチックな歌のロマンチックな花
山口淑子(李香蘭)を囲むコーラスグループの人達が教えてくれた夜来香。
いつか 見たい花、 いつか包まれたい香り の夜来香 だった。

彼女達は中国にいたので会話はお手の物。
しかし 「上海では 〜」「北京では〜」「香港では〜」 と方言による違いに毎回話はすすむ。
しかし 歌を唱うときは一致していた。 面白い経験だった。

中国語の先生は台湾から帰化された医者。ヴォランティアーで教えて下さった。
「基本会話を覚えたら台湾を案内するから。」と言われていたが、オバさん達は覚えない。
覚えられないのだ。授業は医療相談風に変化していく。
「覚える前に台湾に行った方が早い」と結論を出し、旅行をしてしまった。
数年続いた中国語教室。
彼は我家のHome-Doctor。

さて 念願のイエライシャンは想い描いた純白ではなく黄色だった。
昼間だったので少なかったが、香った。
これが失恋の香りか?

昔のことをとりとめも無く回想してしまった。
  

Posted by jun1940 at 11:42Comments(8)campus-tour