さぽろぐ

自然  |その他の都道府県・海外

ログインヘルプ


スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  
Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2010年10月19日

アキノキリンソウに思うOmbra mai fu

運河はアキノキリンソウで一面黄色。
レッスンに入ったOmbra mai fu を聴きながら運河ウオーク。
聴きながら様々な思いが駆け巡る。
大小の宇宙のサイクルが駆け巡る。
キリンソウの黄色で昔聞いた植物学者の講義が蘇る。講義に出た経緯も場所も忘れたが、
アレルギー源と騒がれていた当時、冷静な学者の言は印象的だった。
キリンソウの一掃は意味がない。薬草に依る一掃などそのものが公害だ。
2〜3年すれば地中のキリンソウの栄養源は無くなりキリンソウ自体も生育出来なくなる。
それが自然のサイクルだ.... と言う話に納得したものだった。

この世に、宇宙サイクルで動くものもあれば変わらないものもある。
円高が問題になっている夏に購入した輸入版の楽譜は先生が昔購入された金額の半額だった。
明日ゲットする筈のドイツレクイエムの楽譜もなんと950¥とメール連絡が入った。
この変動と言うかサイクルは予測がつかないから経済問題になる。自然のサイクルとは別物。
そしてOmbra mai fu は300年以上も昔 Handel が作った。
以来世界中で唱われている。太古のペルシャのクセルクセスの話のオペラのアリア。
木陰を愛する〜 と言うアリア。
何でもない内容なのに美しく心に沁み入る。300年変わらず人の心に沁み入り続けている。
O先生は息子のような坊や先生。オバさん相手に真剣に教えて下さる姿に頭が下がるが、ふと母親気分になり勝手なことを言う生徒に変身することもしばしば。
300年も昔の歌の心をド真剣に教授。
当時は若い少年達が清らかな声で唱うことを教わったのだろう。
... お婆さんだが、心は清らかな若者で唱ってもいいだろう!  

Posted by jun1940 at 10:39Comments(5)自然の姿