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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2010年11月02日

奈良の古刹:室生寺&長谷寺

10/25 山深い室生寺に着いた頃は雨。朱の眩い太鼓橋を橋本屋の窓から眺めてお昼食。
何事も完璧にしつらえる世話人は良き想い出の為に心を配っている。
卒業以来仕事を続け活躍中。参加者のほとんどが仕事を続けてきた中高年女。
会の度に刺激を受け、そして楽しむ。

女人高野の室生寺。女人禁制の高野山その他の山林道場が当たり前だった昔...
五重塔に来し方の女人の生き様を思う。

雨のため五重塔で引き返す事になった。
ところが後で「実は~」と奥の院まで登った3女人あり。
さすが我が仲間! と禁を犯した女人に喝采!
次に長谷寺。真言宗豊山派の総本山。
屋根のある階段を登る。

水滴を含んだ10月桜の一角の明るさにハッとする。

雨に煙る幽玄の長谷寺。
世話人の配慮で御坊様にご祈祷をしていただく。千葉県野田市の寺をご子息に任せてしばらく本山にいらしていると伺い「我家の車は野田ナンバーです」と声を挙げてしまった。
これもご縁。頭を垂れてご祈祷を受ける。
本尊十一面観音菩薩立像の視線が私に向けられている...
十二神将像の強さに惹かれ...
雨宝童子立像に安らぐ...

京都府に生まれ育ち、三重に住んだのに一度も訪れた事がなかったこの古刹。
よき奈良の深き山間の古刹だった。
  

Posted by jun1940 at 10:30Comments(6)