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2010年11月30日

童謡「たき火」竹垣

11/24(水)7:00からの合唱の練習までフリーだと話していたら、ottoの友Mr.Kの奥様からランチにお誘い頂きました。
遠慮なく東中野のご自宅に伺う。
手料理にワインをいただき、先月の山陰の旅の話、奥様の趣味の話と話題は広がる。
かれの趣味の1つに蝶々。珍しい蝶の蒐集ケースを開き、蝶のお話を聞く。
2時頃辞して、ご自宅近辺の名所を案内していただく。
「是非案内したい〜」と先ず連れて行って頂いたのが巽聖歌(本名:野村七蔵)の住まい。
誰でも知っている童謡 「たき火」の歌になった垣根。
子供の頃から知っているこの歌の「垣根」は「生け垣」を想い描いていた。
でもこの歌になったのは立派な竹垣だった。
欅の大木はじめ沢山の樹木のある古い大きなお屋敷だった。
子孫の方が今もお住まいだそうだが、昔の面影をそのまま保存なさっている。
 

昔のままの垣根を作っている庭師さんの店をのぞいたり、お屋敷の中を覗かせてもらったり。
大都会の真ん中の中野にこんな昔の面影を残している一角の静かさと豊かさに浸った昼下がりだった。
  かきねの かきねの まがりかど
  たきびだ たきびだ おちばたき
  あたろうか あたろうよ
  しもやけ おててが もう かゆい
こんな歌だっただろうか? 
最近ではほとんど歌うことのない童謡だが、とても懐かしい故郷の匂いがする。
私の故郷は日本海側の町、舞鶴だが、東京が舞台のこの童謡を聴いても、歌っても故郷、舞鶴
の幼い頃の風景が浮かぶ。

散策は新井薬師 → 哲学堂公園 と伸びる。
当りが暗くなり、仲間の待つ会場へ急ぐ彼らと別れ私は住吉の合唱練会場へ向う。
彼らはこれから一杯やってカラオケを楽しむ会。
 
童謡 の世界から 第九 演歌+α とそれぞれの歌へと散った。  

Posted by jun1940 at 22:45Comments(2)竹笹

2010年11月27日

生前葬 →Birthday Party

芸術の秋。演奏会を聴きに行ったり、歌ったり。
仲間有っての行動だが、その仲間の1人Ms.Oから「生前葬」の話が出た。
個人レッスンと6人のアンサンブルのレッスンをしている仲間。
この冬にご主人様を亡くされた。あとの哀しみと大変さでご自分の事も出来る事は自分で〜
とお考えになったのだ。
最長老の83歳... 解らなくもない。but, but...5人は戸惑った。
そして「Birthday Party にしようよ。」と結論。
「葬」 では明るさが、夢が広がらないきがしたのだ。
誕生会なら、元気で次回を望めるもの...
そして Partyの準備が始まった。
彼女の独唱はアリア2曲。彼女姉妹のデュエット。アンサンブルも2曲。
そしてO先生のソロ。
仲間には音大出のピアニストがいる!
レッスン教室で練習。それでも足りずにスタジオをゲット。
ご自分のリサイタルがあるにもかかわらず、O先生は熱心に来て付合って下さる。
直前の11/19 すみだトリフォニー小ホールでシューマン「詩人の恋」を歌われた。
仲間3人で駆けつける。素晴しいテナー!
そのテナーをPartyでも聴けるのだから、リッチなPartyだ。

私の役目は「皆で歌おうコーナー」担当。
Ms.Oの人生を思い幼い頃からのときの流れを追うことにした。10曲ばかり。
ご親族、お友達 が各地から出席の返事で30名の会になった。 

11/21 Party





娘さんが作られた入口の看板が美しい。
舞台やテーブルの準備万端整い、スタンバイOK!
次々現れる友人を迎えるMs.Oの姿は眩しいほど活き活きしている。
娘さんのご主人のギター演奏でパーティー開始。
「歌えないわ〜」といいながらも「可愛い唇」などアリアを2曲歌うMs.O。

私に83歳でこんな風にできる体力気力があるだろうか?
こんなに豊かな雰囲気で集まってくれる仲間がいるだろうか?
...
O先生の元気のよい6曲に聞き惚れながら「孫以上も離れた先生にこんなに真っ正直に習い事ができるだろうか?」と。
さまざまな思いが一杯になって溢れ出して来る。
ご自分を囲む人々への感謝の会だと彼女は言う。

皆で歌おうコーナーに入ったときは、すっかり「Ms.O流」に嵌り込んでMCをしていた。

素晴しいPartyだった。
素晴しいConcertだった。
初体験のConcertだった。
Ms.Oが歌い続けている間は、歳の差分私も歌い続けられる、続けたい、続けよう!
いつまでも歌えるという夢を与え続けてくださるよう「歌い続けて下さい!」と!

感謝の気持のあふれるConcertだった。
ありがとう!  

Posted by jun1940 at 14:16Comments(3)音楽

2010年11月16日

2010.11筑波山

筑波山!数年前は筑波山の会でほぼ毎月登っていた。
続junjunにしてから登っていない。古い手帳を探したら2007.6.3に登った記録がある。
体重が65k前後あった頃だ。
11/11 隣駅「江戸川台駅前」8:00集合。25分歩きで集合。24人参加。
「復帰しました!」と挨拶。懐かしい仲間に迎えられる嬉しい復帰。
この会の発起人「虎さん」は山行など好みじゃなかった私をカナディアンロッキーやネパールの山の世界に引き込んでくれた恩人である。
チャーターバスでつつじが丘へ。
つつじが丘→女体山 のコース。結構岩のある山行感タップリのコースだ。
つつじが丘から階段状のキツい登りのあと休憩。
ヤマグミが実っていいる。

渋いものが残るが、いかにも「生薬」の感じがして幾つか口にいれる。
ヤマグミで検索したら「ハルコガネバナ、アキサンゴ」が別名で出て来た。
そして驚いたのはサンシュウだったのだ!

太っていたころは汗が流れて、筑波の登山道を楽しむユトリがなかった。
身が軽くなり汗も少なくなり、道中の巨岩に驚いた。何度も登ったルートなのに記憶が曖昧。
先ずは「母の胎内くぐり」
もちろんスイスイとくぐる。
陰陽石の陰陽寄り添う姿は10mの高さ。

下から見上げると将に大仏様の大仏岩は15m。

女体山山頂は超満員。TX(つくばエクスプレス)ができ、山の宣伝もあり、ロープウエイやケーブルカーで山頂広場まで来る観光客が増えたのだ。
山頂の岩上をパンプスや普通の革靴で登る姿は恐ろしい!
デジカメも早々に満員山頂から退去。

筑波山神社の近辺は真っ赤な紅葉。
秋!  

Posted by jun1940 at 12:13Comments(5)山と植物

2010年11月15日

目黒の秋はサネカズラ

11/10 名無し会の仲間Hから假屋崎省吾の世界への招待券をもらった。
丁度常連のF5人分だがそれぞれ予定有りで、3人OKとなった。
雅叙園での華の世界。生け花というより3人は植物としての樹木や花に興味津々。
モダンな華の世界に圧倒されながら、山で見るそれぞれの花や実に思いを馳せる。
会場である百段階段の和風建築とその装飾は素晴しい!と息を呑んだ。
彫り物と絵画、柱や天井の装飾と素材!
何処の殿様のお屋敷か?と問うと「昭和初期のお金持ち」だった!

雅叙園でランチを時間をかけて楽しみ、あとは目黒教育植物園へ足を運んだ。
東京の真ん中にありながら、高原へ来たような広大な植物園の静けさ。
ほとんど花の無い季節。紅葉も今ひとつ。
しかし人気のまばらな園内は散策に格好の場所。
いつも山行の仲間の3人には心休まる散策だった。
華やかな色のない園内に赤い実のビナンカズラが眼を引いた。

それも名前が思い出せない。
「ほら、むかし整髪料に使った実よ〜」
「え〜〜と、和歌に出て来る ◎◎... カズラよ」と説明するが出て来ない。
来宅してから突然脈絡も無く「ビナンカズラ(サネカズラ)」の音が響いて来た。

「姦組」でお喋りしているうちに翌日筑波山の会に参加することになった。
ものは勢いで決まる。「行くよ」というKiさんの一言で私も参加する事になった。
横浜に帰るKuちゃん、浦和に帰るKiさんとわかれ 私は住吉へ向う。
2週間行かなかったChorの練習だ。

華やかな雅叙園の世界 → 植物園の自然 → 厳しい練習
変化のある一日だった。
仲間有ってこその一日。  

Posted by jun1940 at 22:14Comments(2)名無し会

2010年11月12日

運河からスカイツリー

11/3 秋晴れ!
    何所か行こう!
連日過剰労働の娘は貴重な休日。どこか行こうと挑発してくる。
まだ腰に自信の無いottoは生返事。
昼過ぎ運河散歩で折り合いがついた。
我家から運河に出ると「江戸川から4.5k」のマーク。
江戸川に向って歩く。
逆に歩くと利根川で出る。そして途中から筑波山が見えて来る。
江戸川に向うと斜め右に富士山が見える。
残念ながら霞っぽくて富士山は見えなかった。
江戸川に立つとバイクでやって来たおじさんが話しかけて来る。
「ヤッパリ見えんだよね〜!」と感激しているのはスカイツリー。Skytree!
私たちも思いがけないものが見えて驚いた。
もちろんいつも見ている錦糸町からのスカイツリーの様に圧倒される迫力は無い。
しかし 流山市の江戸川土手から見えるのだから やはり高いことがわかる。

画面をクリックして下さい。大きな画像になります。スカイツリーもおおきくなります。

肉眼で確認出来てもデジカメには写らない事もあるが、これはゲットしていた。
現代のあらゆるスキルに感激した後は水辺の鳥たちが新鮮に見える。
デジカメよりもスカイツリーよりも目が回る程昔からいる鷺たちが新鮮で美しい。
天地創造の美!
逆光で曇り空を背景にしているツリーだが、運河の水は秋空に真青。
白鷺と青鷺が沢山いる運河。

これもサムネイル。画像をクリックして下さい。  

Posted by jun1940 at 13:13Comments(2)利根運河

2010年11月09日

名無し会 尾白川渓谷 10.29

2010.10.29 晴れた!
朝食:焼きたてパン、薫製、野菜、茸のオムレツ...  庭のブルーベリージャム!
歩く準備万端。
9:00 Mr.Ki の車で小淵沢へ先発隊。
数に限りあるおにぎり&お弁当を人数分ゲットが使命。
彼の車とtaxi に分乗して駒ヶ岳神社P。
8人は駒ヶ岳神社に参拝。今日の晴を感謝し無事山行を願う。
甲斐駒ケ岳登山口の立て札を憬れの眼で横目に眺める。いつか行きたいが厳しいと敬遠して来た甲斐駒。
吊り橋をわたり千ケ渕→旭滝→百合が渕 と 渓谷沿いに登る。
世話人Ki の「ハイキングよ、軽いから〜」は彼女にとって軽いのであった。
足があと5cm長ければ〜 とかどうにもならない事を思ったりしながら登る。
前日の雨のわりに足場が安定していたのは幸いだった。


百合が渕でカメラタイムしていたら、元気な2人連れが登って来た。
渓谷ウオークの常連らしい。「お先にどうぞ」と譲る。

まだか?まだなの! 神蛇滝になかなか到着しない。
神社Pは770m。神蛇滝は970m。やっと到着。

岩の上に渡した台に乗れば三段になった滝の全貌が楽しめると勧められたが。
足の疲れを思うと台にのるのは胸冷える気がするのでスキルのあるHにカメラを渡す。

さらに歩き吊り橋を渡り不動滝に無事到着。
不動滝は標高1100m。
大きな岩の上に腰をおろしお弁当を開く。
今までふ〜ふ〜言っていたのもなんのその!
元気復活! 

帰途はなだらかな尾根道と聞き、さらに元気になる。
不動滝ふきんには何組ものグループが休んでいる。追い越された記憶も無い組が幾つか。
尾根道から来た2人のboysは何の疲れも見せていない。
下りだし、我々だって軽々だろう〜〜〜と元気が満ちる。
神蛇滝の手前で尾根道に入る。
ユトリで下っていたら白い茸を見つける。もちろんゲット。

駒ヶ岳神社Pに立ち「よくぞ歩いた!」と8人満足。
夜の予定に帰途を急ぐHの後ろ姿にみなで手を振る。
温泉をめざして歩いていたらMr.Kiの車。またまたお世話になる。
急ぐ事も無い7人はのんびり温泉で足腰を癒す。
そして反省会。
来月、来年... 計画、希望を語りながら「元気でいたいな〜!」と何度も乾杯する。
そして昨日 Mr.Ki からカードが届いた。
「...  今回は10年ぶりでしたが、毎年でも計画に加えて頂きたいと願っています。」と。
嬉しい言葉。
初めてみんなで小淵沢にお邪魔したのはもう10年も前の事だったのだ。
全てが手造りの別荘はまだ母屋建築中だった。
元気なハナもいた...。
今回もすばらしい秋の小淵沢だった。  

Posted by jun1940 at 13:32Comments(2)名無し会

2010年11月08日

名無会八ヶ岳 2010秋

2010.10.28 新宿発8:00 スーパーあずさ5号 で小淵沢に向う。
名無し会の山行。小淵沢に別荘を持つKiさん世話役で決行。Kiさん含めて3F&5M。
小淵沢でKiさんと合流し小海線で野辺山。
八ヶ岳高原ロッジのシャトルバスに乗り込む頃はあいにくの強い雨。
雨に煙る静かな街路樹の紅葉を眺めながらロッジへ。
快晴なら昼食後尾白川渓谷を、そして翌日は日向山を歩く予定だったが、雨、雨、雨。
雨具を脱ぎ、レストランでゆっくりランチ。
5Mは生ビールを注文。これで万一雨が上がっても山行は無い!
とは言ってもランチで別荘直行では名無し会にならない。
ロッジの周りには広大な森林!
下草のチシマザサが美しい。
 
雨具を着けて、とりあえず歩くことになった。ロッジですでに標高1500m。
美鈴池に向って歩く。整備された散策路を歩く。
雨具を着けているから少し登りにになると汗ばむ。

池は標高1633m。標高差に多少満足。
訪れる者は名無し会の8人のみ。
水面の反映は紅葉が定かでない程雨が叩き付けている。
しかしこの静寂はどうだ!
心に深く焼き付ける!

小淵沢へKiさんのMrのお出迎え。
別荘の棚や窓辺に飾られた珍しい茸。茸に詳しいMr に茸のおはなしを伺う。
ゲットしたのはカラカサダケ。 
開いたのとつぼんだもの。結構大きい。(窓の外にはブルーベリー畑)
翌朝はオムレツにして下さった。
まさに秋の味覚。
夜はMr.の美味しい手料理に仲間の話は花開く。
鮭の薫製、チーズの薫製、....。
美味しい夜だった。  

Posted by jun1940 at 12:54Comments(2)名無し会

2010年11月03日

奈良の旅

長谷寺から奈良の中心に向い橿原神宮に着いたのは雨脚も増した夕闇の中。
希望者だけどうぞ〜。傘をさしてぬかるみを避けながらあるく。
玉砂利でもこれだけ降れば水たまりができる。広い参道の真ん中を進む(本当は両サイドをあるくらしい)。


参拝者は我々のみ。これまた想い出ふかい参拝になった。
夜はロイヤルホテルでフランス料理。
恩師ご夫妻の参加でお話をうかがうのは毎年楽しみのクラス会である。
当時はまだ30代の青年だった恩師。雲の上の存在だった。なんとか卒業論文をパスさせて下さった先生は今なおありがたい存在である。
多数でご自宅に伺って奥様の手料理を頂いたことも度重なる。
学生が先生のご自宅に伺うのは我々世代で、その後そのような風潮は消えてしまったとのこと。すぐ群れて集団行動をとる世代だったのだろう。
これも世の変遷。
26日は平城京跡見物。広大! 恐るべき観光客の群れ!
連日の御馳走にカロリー過剰のため、ゴルフで足腰鍛えたNさんと早足でとにかく歩き回る。
早過ぎたのか仲間が何処にも見当たらなくなった!
携帯メールで誰かに連絡! ... となると相手は決まっている。MaちゃんかMiちゃん。
便利な世の中になった。

無事シャトルバスをゲット。またまたおゴチそうは 「東吉」。
このたびの締めくくりは世話人のお友達の「おかみ」のお店。
稲穂の美しい飾りも頂いてしまった。

午後は奈良国立博物館と興福寺。
待ち時間表示を見ただけでGive-up!

興福寺は一応拝観。
とにかく驚異的な人の波、人の列、観光バス...
JR奈良駅で帰途に着く。
あ〜豊かな旅だった。
Ms.世話人に感謝!  

Posted by jun1940 at 12:37Comments(2)

2010年11月02日

奈良の古刹:室生寺&長谷寺

10/25 山深い室生寺に着いた頃は雨。朱の眩い太鼓橋を橋本屋の窓から眺めてお昼食。
何事も完璧にしつらえる世話人は良き想い出の為に心を配っている。
卒業以来仕事を続け活躍中。参加者のほとんどが仕事を続けてきた中高年女。
会の度に刺激を受け、そして楽しむ。

女人高野の室生寺。女人禁制の高野山その他の山林道場が当たり前だった昔...
五重塔に来し方の女人の生き様を思う。

雨のため五重塔で引き返す事になった。
ところが後で「実は~」と奥の院まで登った3女人あり。
さすが我が仲間! と禁を犯した女人に喝采!
次に長谷寺。真言宗豊山派の総本山。
屋根のある階段を登る。

水滴を含んだ10月桜の一角の明るさにハッとする。

雨に煙る幽玄の長谷寺。
世話人の配慮で御坊様にご祈祷をしていただく。千葉県野田市の寺をご子息に任せてしばらく本山にいらしていると伺い「我家の車は野田ナンバーです」と声を挙げてしまった。
これもご縁。頭を垂れてご祈祷を受ける。
本尊十一面観音菩薩立像の視線が私に向けられている...
十二神将像の強さに惹かれ...
雨宝童子立像に安らぐ...

京都府に生まれ育ち、三重に住んだのに一度も訪れた事がなかったこの古刹。
よき奈良の深き山間の古刹だった。
  

Posted by jun1940 at 10:30Comments(6)