さぽろぐ

自然  |その他の都道府県・海外

ログインヘルプ


スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  
Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2011年03月07日

春日にはペルゴレージ

3/7 冷たい雨が霙にかわり、更に冷えを感じていたら雪に変わった。
デジカメを準備する間に古墳の森は薄化粧。
積りそうな予感。

先月2/15日も関東は雪。
翌16日は春日。日野の友人宅でのHome-concert。
弦楽のカルテットに逢わせてStabato Mater を女声カルテットで歌う。
弦も声も大学時代からの友人達。

Bach信者の友人MHさんはカンタータ全曲歌っておきたいと長年Bachに取り組んでいる。
Pergolesiも大好きな彼女に数年前さそわれStabatを歌おうと言われ、即OK。
丁度ドヴォルザークのスタバトを歌っていたのでドヴォルザークしか頭に無かった。
暗譜してるから〜とハヤトチリ。ペルゴレージのスタバトだった。
再try!
I & XII の2曲。迷惑かけないように、自分も楽しめるように練習!
今回は何とか楽しめた。こんな贅沢してもいいのかしら〜と感謝しながらのhome-concert。
12曲あるから全部歌いたいわね〜。カルテットにお願いしよう〜となった。
ヴァイオリン 2、ヴィオラ 1、チェロ 1。
楽器をかかえて集まる。ritire後音楽に熱意を燃やしている仲間。

このペルゴレージーmood が醒めやらぬ中、プロのコンサートに誘われた。
寒気が抜けてうらうら陽気の5日。
明響の練習後、先生や仲間と後楽園のトッパンホールへ向った。
東京レディーズコンソート”さやか” 10th Anniversary Concert
古楽器のアンサンブルでペルゴレージのスタバトを全曲歌う!
若手の松下耕指揮。
古楽器の暖かい響きはいかにも300年昔の宗教音楽。「アンサンブル ムジカ キアラ」
バロック ヴァイオリン、バロック ヴィオラ、チェロ、ヴィオロ−ネ。

若い女声の清らかな響きも素晴しい。

数々の国際コンクールで受賞している「さやか」のメンバーはそれぞれ音楽の世界で活躍しているプロ集団。
前半のアカペラで完全に引き込まれ、別世界の住人になる。

Home-concert のスタバトは中高年の日常で手の届く世界。
聴き手を全く意識しない(出来ない)自分たちの音楽の世界。

「さやか」の響きは憬れの別世界。手の届かない憧れの世界。
土日の2日間春日の陽気と相まってスタバトムードに浸り続けていたが、今日は一転。
真っ白い冬日。
現実に戻って出直しだ。
外は牡丹雪が降りしきる。
  

Posted by jun1940 at 11:28Comments(4)音楽