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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2011年03月31日

巨大地震後20日目3/30

20日間は未曾有の体験の日々だった。
子供の頃故郷舞鶴が台風で被害にあい、校庭や校舎に溜った泥を取り除いたこと
我家の二階に近所の人達が避難して来たこと
古くは戦後の停電では暗闇で家族が歌を歌って過ごした事
来し方の恐ろしい出来事を思い出しながら、「それでも平穏な日々に戻ったのだ!」と。

平常通りの活動にもどるのだ!と言いながら巨大地震を切り離すことはできない。
細々と続けている仕事は千葉県は配送休み区域だが可能区域は連絡せよとメールが来た。
即OK連絡をする。昨日3/30 届いた。書類封筒に思わずハグハグしてしまった!

東京City-PHil-Chorでチャイコフスキーの「1812」の準備に入る前に楽譜を読んでおこう。
ロシア語の歌詞。Googleで調べ方を娘に教わりキー叩く。
発音もしてくれる。ロシア文字を英語のアルファベットに換えた単語や句を入れると英語訳も出て来る... なんて便利なgoogle様
録音して通して聴いてみる。何度も聴いてみる。
ロシア語の語調の不思議な威力!
1812年はナポレオンが侵入した年。 侵入者に対する叫び、神への祈り、そんな気持が伝わってくる。 ロシア語は解らないのだが祈りや叫びの声をくり返しききながら、天災に対する叫びや祈りに置き換えて、思い入れが深くなる。
できればオケをバックで歌っておきたい願望が募って来る。

昨夜の練習は住吉のティアラ江東。常磐線から北千住で東武線(半蔵門線乗り入れ)に乗り換えるのだがまだ乗り入れ運休。
大手町回りにする。帰途は押上から業平橋まで徒歩で「乗り入れ」欠落部分を歩く。
首都圏でもまだ交通網は戻っていない。
業平橋にはスカイツリーが聳える! そのスカイツリーの真下の夜道を歩く。
大きい! どでかい! 円筒だと思い込んでいたが違った! 
これは何が起っても折れませんように! 倒れませんように!
仲間と思わず立ち止まって見上げてしまった!



  
  

Posted by jun1940 at 11:34Comments(6)自然の姿

2011年03月29日

巨大地震後の茨城−3



燃やせないゴミを分別して車に積む。
電気 → OFF 
水道蛇口も途中の栓も元栓も締める。
ガスも二重に閉める。
確認に確認して帰途。
常陸太田の市内の営業中のガソリンスタンドはバイパスにまで伸びる1k近くの車の列。
弟が先週14時間ならんだ話が浮かぶ。仕事に必要だから5時頃から並んだと聞く。
水戸まで営業中のスタンドはほとんど見かけない。「売り切れ」の看板。
段差や亀裂でゆっくり走る。
水戸の弟2夫婦の元気な姿に逢いに立ち寄る。
すぐ失礼するから〜と言いながら、話が切れない。
こういう場合は「話が弾む」とは言わないだろう。
地震の恐ろしさを聞く。
まだ新しい家は無事だった!
今年になって母上を亡くされたばかりの彼女にお悔やみを言い、墓に話が移った。
これまた新しい墓石は倒れなかったそうだ。ご先祖様の年代物はそっくり倒れ、後が大変。
今は接着剤が良質で倒れなかったというのだ。

地震の話をしながらも、庭にカケスやメジロがやってくる姿が平穏だ。
余震は頻発だが、小鳥が来ているから.... と平穏な気持が保てる。
利根川を渡り千葉県に入ると営業中のスタンドの方が多くなった。

古墳の森の会館が避難者受け入れ場所になっていた。
森の空気で少しはやすらいで頂けますように!
一日も速く復旧しますように。  

Posted by jun1940 at 22:40Comments(4)自然の姿

2011年03月28日

巨大地震の茨城−2

知人、友人の無事は嬉しい。
3/26 午後は冷たい強風が吹き荒れるが、雪の被災地は厳しいことだろう!
寒風でも地震でも放射能でも庭の植物は春。
つぶやき一号の古木

紅をふりまくボケ


ヒヤシンスにクロッカス、スノウドロップ

しばし手を休めデジカメ。作業の1つは地震翌日屋内の破片を庭に集めたものを分別。
ガラスと陶磁器、プラゴミ、金属... 段ボールに分別し流山に持ち帰る事にした。
町内のゴミ集積場に出せると言われたが、被害の少ない我家の出来る事は持ち帰る事だろう。

昔使っていた井戸。
御神木の檜が映っている。

幼馴染の町内会長に蓋を開けて見せていた。
数日停電断水で困ったのは下水道。遠くの井戸のある本宅まで汲みに行ったとのこと。
再度あっては困るが、万一の時は使ってもらいたい。
建替えの必要な従兄弟にも何時でも家を使ってくれるように伝えた。

いつも野菜を下さるお向かいさんは1人暮らし。昨日はデイサービスの車が迎えに来ていた。
在宅を確認してお見舞い。
地震前の収穫だからとジャガイモを頂いてしまった。かえって気を使わせてしまった。
この地の人はブッキラボウでさらけ出すが、のどかなのだ。
食品、水を買いあさる都市スーパーの姿は見当たらない。

時々ポケットの携帯が鳴る。
流山の安心安全課に登録しているので更新情報が届く。停電情報、水道水情報等。
乳幼児用の水の配布などもくる。解除情報にホッとする。
  

Posted by jun1940 at 11:18Comments(2)常陸太田の庭

2011年03月27日

巨大地震後の茨城−1

3/24 常陸太田の姑の実家に電話。ottoの口調から向こうの被害状況が伝わって来る。
先祖代々の農家だから地盤は盤石と思いながらかけた電話だったが、敷地内の母屋、倉庫その他
4棟全部破損。母屋は立て替えねば住めないそうだ。
穀物倉ももちろん立て替え。
籾で一年分予約し、必要に応じて1俵ずつ取りに行っているのだが、倉庫破損では預けっぱなしでは彼に負担がかかる。お見舞いをかねて残りを引き取りに行く事にした。
安全なルートを教わる。
3/25 通勤時間帯を外し、9時過ぎ出発。
国道6号はいつもより流れている。
利根川を越えると屋根の応急処置の白や青のシートが目につく。シートがまだかかっていない所もある。手が回らないのか、手をかけてもどうにもならないのだろうか.... ?
牛久沼の畔の鰻屋も壊れていた。
水戸市に入るとさらにシートが多くなる。
道路も段差や亀裂で、車線減や片側通行など、走っていても緊張が増す。
ガソリンスタンドはほとんど閉店。
弟4から携帯で場所を聴いて来たのは水戸の手前。
弟3は仕事だが妹がいたら元気な顔を見ようと立ち寄ったが留守。市内の実家の後始末にいっているのだ。「それなら元気なんだ」と安心し常陸太田へ走る。
昼に到着しlife-line を確認していると弟4が心配して水戸からやって来た。
その後メールしても電話しても私が出ないので心配させたらしい。... 申し訳ない。
非常食のインスタントもので3人で無事を喜びランチ。
松坂の従兄弟のところへ急ぐ。
4棟の使用可能瓦がまとめられ作業準備が出来ている。村の被害を互いに助け合って順番に治している。積み上げられた肥料などは地震時に庭中に飛び散ったとのこと。
マンホールは飛び上がり天井の高さに突き出たそうだ。
ご夫婦と地震の様子を聴いていたら、近所の人がやって来る。
「従兄弟がシンペーしてきてくれたんだ」と紹介される。
「柱が土台からずれているんだ!」と助力を頼みに来たのだ。
「皆で順番にやっぺ!」と応じている。
長居は邪魔になるし、我家の始末もあるので引き揚げる。

息子が地震の翌日迎えに来た義兄は留守の筈。留守宅を見に行くといない筈の義兄がいた。
自分の家が良いそうだ。1人で居るが元気でなによりと安心する。

家の近所はどこかにシートがかかっている。




甘い香りの梅の背景にはシートが入る。
我家は物置の屋根の瓦が壊れたが、母屋は無事だった。
昨年軽い資材で屋根を作り替えたお陰だ。
物置の屋根に付けたソーラーの機材などのせいだろうが、溜めた水が滴っているが機能するので助かった。
落ちて壊れたもの、動いたものなど余震を感じながら後始末開始。  

Posted by jun1940 at 19:02Comments(2)常陸太田の庭

2011年03月23日

巨大地震13日目強い余震頻発

今朝から余震頻発。
来るぞ〜と空気で察知出来るようになった。
11日 秩父の山中で仲間が「小鳥がいないのかしら?」といったのを思い出す。
全くの静寂だった。
当日在宅だったご近所さんが「あの日はカラスがいなかった。今日は森にカラスがいるから大丈夫じゃないかな?」と言う。
カラスもどこかに飛んで行ったのだ。
凶暴でゴミを荒らす迷惑なカラスだが、地震予知の目安になるようだ。

ガソリンは落ち着いた。「9時〜5時までOK」と歩きで確認してきたottoが、「満タン願望」で出かけた。OKだった!
これで移動可能になった!
地震と放射能で揺れ動いている水戸の弟から無事メールは届いているが、気になる水戸と日立近辺。
常磐道はダメだろう!
余震が少しは落ち着いたら行かねば!
地震翌日停電断水状態のなか、急遽流山に逃げて来たottoは水道を止めたか?電気止めたか?
ガスボンベは? と気になるのだ。
とにかく行こう!
報道されないが茨城の人達もそうとう被害をうけているのは確かだ。
  

Posted by jun1940 at 16:18Comments(5)自然の姿

2011年03月20日

巨大地震9日目ーブレッツア

柏の小さな教室で個人レッスンと6人のアンサンブルレッスンを受けている。
巨大地震後の不安と疲労が募って来た。東北の罹災者の皆様には比べようも無いが厳しい。
先生は国立から電車で来て下されるので、仲間は無性に逢いたい、歌いたい!
我家から10k程。歩いて行ける... 自転車も可! とにかく行けたら行くと返事。
東武野田線は本数減だが動いている。電車を待つ。
4/6 出席。1人は実家のご不幸で帰省中。1人は成田線不安定かつ洗濯機破損で来られない。

4人は柏近辺で被害も様々。計画停電皆無の人もあれば、室外暖房機器破損、室内は言うに及ばず滅茶滅茶。盛岡のご実家とそのご連絡が思うようにとれないとか。
無事を喜び抱き合って泣いてしまった。
歌って元気を取り戻そう!
歌って気分転換しよう!
歌って無事を喜び合おう!

メゾのいない3分合唱で「流浪の民」を歌う。
ともすると地震の話題に流れがちだが「さあ、練習しましょう!」と熱意満々の先生の指導に乗って音楽の世界に浸った一時間半。

個人は「泣かせてくれ」(イタリアのアリア)レシタチィーヴォ付き。
夢中で感情移入してしまった1時間。

そしてデュエットで「奇麗な花」ドイツリード
 

合唱でもソロでもなくデュエット!
相手の呼吸を感じながら歌う難しさと楽しさ!
今日で二度目のデュエット。
心配事溢れる程かかえているのに一生懸命に歌う彼女。
胸がいっぱいになりながら「歌えて幸せ!」と伝え合う。

帰りも電車。なんて有難い電車の運行!

TVが80歳のお婆さんとその孫が助かったと報じていた!
よかった!  

Posted by jun1940 at 21:48Comments(2)音楽

2011年03月19日

巨大地震8日目余震続く

一週間で家の中は反省に反省を重ねる。
1:出窓に飾り物厳禁 
アチコチで見事に落下。
階段の出窓は小さいから小さい鉢だが、これでも頭上に落ちると危ない。
知らずに逃げる際、踏めば怪我間違い無し。

2:クリアーファイルは真っ先に落下。それが抜け落ちれば緩くなった棚のモノは次々落下。
 

3:ロックした筈の窓は長引く震動で外れる。二重ロックを確認後外出すべきだった。
二階の窓だったから良かったが、一階だったら不用心この上無し。震度4でこの有様!
5〜6cm開いていた窓に驚く。

4:開き扉の棚もサイドボードも扉は大きく開き中味はスッカリ踊り出した。
時計、ガラス製品、陶磁器その他、壊れてもかまわないものだけ入れるべし。
もっと強い場合はこのくらいでは済まないのだ。

それでも反省して、備える。先程(30分前に)また茨城震源の強いのが来た。

それでも日中は比較的穏やかだった。
照明その他電気を1/3に省エネの店舗内は、客も平静。
商品も普段より値引きになっているのも、平静の原因だろう。
「お1人さま1つ限り」も守られている。

感激だったのは近くの空き地にワゴン車が止まる。
若めのご夫婦が農産物を並べ始めた。
近郊の農家からと思われる。値札に0が1つ足りないのでは?と。
通りすがりのお母さん、お父さん 「本当かね?」「有難いね」と涙ぐむ。
「良いモノを自分で選んでちょうだいよね。」とオバさん。
一束も一盛りも多い。
嬉しくて選んだりしたらバチが当りそうな気がした。
 

明日は雨模様。3束=100¥ エノキ=40¥ 椎茸=150 キャベツ=50¥
歩きには重かったが、うれしくなってゲット。340¥  

Posted by jun1940 at 21:33Comments(5)自然の姿

2011年03月18日

巨大地震7日目2011.3.18

計画停電第5グループ。今夜も予定に入っていたが当地区は回避。
各店舗照明を落とし、客も空の棚の間を冷静に買い物。
牛乳、食パンその他食品は「お1人様一点限り」と張り札。
何点も必要以上に買うからパニックになるのだ!
肉類は無くとも、野菜は欠かせない。
新鮮な緑を少しでも添えると安心できる。
スーパーでゲットした豆苗は健気に次ぎ伸び続け多いに役立っている。
もう4代目に入った。日当りの良い窓辺に置き水を注ぐ。
ありがとう! 豆苗さん!
停電の合間を縫って大工さんが作業。
一月程前に床の修理を頼んでいた。
地震直後資材や職人さんの被災情況で延期もあり得る事を了承。
出来ればもっと後の方が良いのだが、資材の流通が可能になると復旧作業にかかるので、停電でも今のうちにし終えたいとのことだった。
途中で材料が届かず2日に及んだが、今日で完成。
真冬日で強風の昨日の作業は厳しかったことだろう。
地震の日、大工さんは二階でトイレの工事をしていて大変だった話を聞く。
様々なケースからアドヴァイスなど伺い、タイムリーだった。

ottoが病院に行ったら、ドアから溢れ出す程の満員だったと言う。
停電前に薬局も済み無事帰宅。数キロの所だから歩きでも行けるので助かる。

東武野田線が不安定。
身動きが取れないのは私だけではないので、次々と中止や延期の連絡が携帯メールに入る。
太陽電池の充電器をゲットしてあったので、安心して携帯が使える。

流山の安心安全課のtwitterに娘が登録してくれたので、停電中も情報がゲットできる。
お気に入りに入れた。

時々揺れるが無事今日が終わりそうだ。





  

Posted by jun1940 at 21:30Comments(0)自然の姿

2011年03月16日

巨大地震6日目

夜中に2度大揺れあり。1つは震源地静岡。
原発のニュースに震える。
昨日から計画停電。
スーパーその他営業時間が制限。〒銀行も停電に逢わせて午後から営業。
東武野田線は春日部→柏で早朝と夜のみ運行。
この間に最寄り駅のある我家は身動きが取れない。
昨日のガソリン6リッターは病気等緊急用。

娘にtwitterを教わり、流山市の緊急情報が見られるようにした。
停電その他情報源確保は心強い。

本日午前中3時間の停電。
風が強いが運河土手を歩く。地震を考えると人影のないところは控える。
江戸川や利根川の水位が急上昇したら? ... など恐ろしい映像が蘇る。
元気! 元気! と土筆を摘む。
茨城の震災情況でTV情報の度に水戸や常陸太田の親戚、知人が気になるotto.

食卓に土筆を広げ「春だよ」と明るい話題にしていたら、またまた大きく揺れた。

千葉県沖が震源地。
大揺れの筈だ!
習志野の息子宅にメールで安全確認。
停電が終わったTVに水戸の幾何学的塔が大きく揺れる映像が出る!

大阪の妹から差し入れの宅急便。昨日昼過ぎにだしたのが12時間で届いた!
感謝!

娘が帰宅。
coopで食パンを1袋ゲット。明日の分だけ買うように言ってあった。
皆が焦らず行動したいから。
納豆もゲット。いつもの茨城産じゃなく秋田産であることに驚き。
流通経路?
とにかく有難い!

  

Posted by jun1940 at 17:06Comments(2)自然の姿

2011年03月15日

3.11巨大地震5日目

カテゴリーを選択しながら「これって、自然現象だよね!」と戸惑う。
地震後5日目。
先程停電終了。当分輪番制で停電する。
流山の我家の地区は送電線が錯綜していてグループが解らない。
1か2か5のどれかのグループらしい。昨日は停電しない事になったので、まだ判明しないのだ。
3時間ほどの停電で生活できれば幸せだ。
地震、津波の脅威に加えて原発事故。まさかこんな巨大地震と津波は計算外だったろう!
恐怖の中に居ても生きているのだから、日常の諸事は進めなくてはならない。

恐怖にかられて、食料、電池、雑貨 もろもろを買いあさるから、店の棚は空になる。
我家の二台の車のガソリンがEmpty に近くなった。
一昨日タンクローリーが来ているのを見たが「閉店!」と店員が大きく×印を合図。
翌朝また駆けつけたがローリー未到着で閉店とのこと。
店員と数台がやり取りしている間に「給油可」を期待する車の列が瞬く間に一区画も二区画も伸びた。結局give-up!

今日別のスタンドでローリーを見た。
「間もなく停電開始でどうなるか解らないのを了承の上で〜」と言われ順番を待つ。
スタンドの中は詰められるだけ車が入れるように店員が誘導。
20リットル限定!
カードを入れ、操作開始してすぐガシャ! 満タンでも20リットルでもないのに止まった!
停電終了までその場で待ちたい!と頼んだが
.... 危険だからダメ。停電終了後の情況が不明だから....

勿論器械は動かないのでレシートは出ない。現金の人はお釣がでない!
私はカードだが、どれだけのガソリンを幾らで買ったか解らない!
店頭の料金表に金額は出ていなかったが、誰も値段を尋ねてはいなかった。
それどころじゃないのだ。とにかく給油して車を動かしたいのだ!

誘導され道路に出た!
停電 = 信号機無し 状態。
渋滞の道を徐行して、お互いの車を信じて「安全、安全」と呪文のように唱えながら帰宅。

  

Posted by jun1940 at 17:49Comments(0)自然の姿

2011年03月13日

秩父山中で東日本巨大地震2011.03.11

名無会山行2011年初回は秩父の山。
快晴。吾野駅10:00 2m&3f 集合。
快調に出発。世話役は諸事情で急遽不参加でMrTKのリード。


登山口から人影は我々5人のみ。
静寂の関東ふれあいの道。
誰かが「秩父ッて鳥が鳴かないわね?」と言う。そうだったのです。
小鳥のサエズリが無かったのです。今思えば...のことなのですが。


マダケの竹林から1時間ほど登ると摩利支天と小さな集落。
義経と弁慶が余りの絶景に見とれたという顔振峠(500m)へと向う。
峠の茶屋にザックを預け所要時間20分と言われる展望台への急坂を登る。
簡易アイゼン所持を注意されていたが、ザックに入れたままだった。
残雪と深い霜の展望台には満開のアセビ。 不思議な季節感に???


汗が引くと冷えるので茶屋に下る。
茶屋から三角の武甲山を望む。
柚子練り味噌のオデン(300¥)を注文してお弁当を開く。
食後は諏訪神社→越上山(556m)→ 12曲 → エビガ坂
まだまだ長閑な名無し会だったが....


エビガ坂か十二曲りの当りか、フッと目眩を感じた。「体調良好の筈なのに、目眩?」と。
先頭のTKもフッと立ちとまったが、何気なく私があるき始めると同じように歩き始めた。黙しての一瞬だった。
「早過ぎる?」の問いに「OKよ!」するとどんどん歩く。
2時過ぎ、エビガ坂で民家から飛び出して来た男性が「地震でTVが大騒ぎですよ」と叫ぶ。
TKと私は同時に「あの目眩は地震だった」と確認しあう。目眩(地震)を体感したのだ。
体調異変じゃないと判明すると気が楽になり、ベンチで休憩。
ロウバイの大樹や紅梅や白梅の香りに憩っていると、目眩どころじゃない!!
テーブルのザックが大きく揺れている。長い揺れに不気味さがつのる。
東吾野の駅まで急ぐ事になった。
それぞれ黙して携帯電話やメールを操作しながら下る。夢中で下る。
娘や妹から無事の電話がきたが直ぐ切れる。電話もメールも混線。
5人の得た情報から、恐ろしい震災と判明。
子供世代がミクシーや携帯、PC を駆使して連絡を取り合い親世代に連絡してくれたのだ。
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Posted by jun1940 at 16:34Comments(7)名無し会

2011年03月08日

3/8利根運河の土筆

昨日の雪はスッカリ消えた。
風は冷たい。
就活中の娘を連れ出して運河walk。
春を探そう! 土筆を探そう!
利根河に向って4k程歩くと日当りの良い傾斜に土筆!
ほとんどの土筆は頭が黒くなり折れている。
茎はスカスカして頼りない。
昨日の急激な冷えで凍結したか、雪で折れたのだろう。
なんとも心細い姿だが、まぎれもなく春の訪れ!



ひたすら歩くと少々の寒さでも身体が温まるが、立ち止まって土筆探しをするには寒さが厳しい。
万歩に少し不足のwalkだった。

今夜は土筆をお汁に浮かそう。  

Posted by jun1940 at 19:08Comments(6)

2011年03月07日

春日にはペルゴレージ

3/7 冷たい雨が霙にかわり、更に冷えを感じていたら雪に変わった。
デジカメを準備する間に古墳の森は薄化粧。
積りそうな予感。

先月2/15日も関東は雪。
翌16日は春日。日野の友人宅でのHome-concert。
弦楽のカルテットに逢わせてStabato Mater を女声カルテットで歌う。
弦も声も大学時代からの友人達。

Bach信者の友人MHさんはカンタータ全曲歌っておきたいと長年Bachに取り組んでいる。
Pergolesiも大好きな彼女に数年前さそわれStabatを歌おうと言われ、即OK。
丁度ドヴォルザークのスタバトを歌っていたのでドヴォルザークしか頭に無かった。
暗譜してるから〜とハヤトチリ。ペルゴレージのスタバトだった。
再try!
I & XII の2曲。迷惑かけないように、自分も楽しめるように練習!
今回は何とか楽しめた。こんな贅沢してもいいのかしら〜と感謝しながらのhome-concert。
12曲あるから全部歌いたいわね〜。カルテットにお願いしよう〜となった。
ヴァイオリン 2、ヴィオラ 1、チェロ 1。
楽器をかかえて集まる。ritire後音楽に熱意を燃やしている仲間。

このペルゴレージーmood が醒めやらぬ中、プロのコンサートに誘われた。
寒気が抜けてうらうら陽気の5日。
明響の練習後、先生や仲間と後楽園のトッパンホールへ向った。
東京レディーズコンソート”さやか” 10th Anniversary Concert
古楽器のアンサンブルでペルゴレージのスタバトを全曲歌う!
若手の松下耕指揮。
古楽器の暖かい響きはいかにも300年昔の宗教音楽。「アンサンブル ムジカ キアラ」
バロック ヴァイオリン、バロック ヴィオラ、チェロ、ヴィオロ−ネ。

若い女声の清らかな響きも素晴しい。

数々の国際コンクールで受賞している「さやか」のメンバーはそれぞれ音楽の世界で活躍しているプロ集団。
前半のアカペラで完全に引き込まれ、別世界の住人になる。

Home-concert のスタバトは中高年の日常で手の届く世界。
聴き手を全く意識しない(出来ない)自分たちの音楽の世界。

「さやか」の響きは憬れの別世界。手の届かない憧れの世界。
土日の2日間春日の陽気と相まってスタバトムードに浸り続けていたが、今日は一転。
真っ白い冬日。
現実に戻って出直しだ。
外は牡丹雪が降りしきる。
  

Posted by jun1940 at 11:28Comments(4)音楽

2011年03月03日

2011.春は弥生も名のみ

弥生の空は快晴 but 寒気再来。
一月以来の不調で歩けなかった運河。
やっと声も戻る。... やっぱり花粉症じゃなかったのか?
なんでもい〜〜っか! 治りさえすれば。
数回運河の土手でクシャミ... やはり花粉症。

歌も山もある。スタンバイせねば!
昨夜は合唱団で出席率を満たさなければ夏のオーディション受けられない! と警告あり。
出席だけが取り柄の私.... 声が治ったら本格的に練習。
レコーダーにテンポをゆるめてピアノを叩いて歌を入れる。
ブラームスのレクイエム。ドツレクと呼んでいる。
どうしても歌っておきたい曲の1つ。
運河の土手は寒気の為か人影まばらで歌いながら歩くのには有難い。

昨夜の練習で滑舌とリズムが危うかった6番Allegro。
1万歩を目標に歩くとほどほどの練習。数分のモノを繰り返し聴く。
団員の優秀な人が「2~3千回は歌わなくては!」と言っていた。
なら私なら1万回だ! 無理だ!
一万歩でボチボチ行こう。
運河をそれ住宅地に入ると、小さな祠の横にネコヤナギが光っていた。


造園屋の畑に赤い梅も香っていた。
春は名のみの 風の寒さ 〜 
でも花は春を告げている。
お雛様の日だもの。

スーパーでお節句用にチラシ鮨の材料をゲット。

  

Posted by jun1940 at 17:49Comments(7)利根運河