さぽろぐ

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2011年06月30日

告別

猛暑。運河walkは早朝のみ。
レクイエムを口ずさみながらwalk。
草に薄い飴色の昆虫の姿。

バッタの類いの脱皮。
抜けた命は運河の土手を飛んでいるのだ!
前日27日 お花を手向けてお別れをしたMおばさまの安らかなお顔が重なる。
93歳の大往生。姑の従兄弟の奥様。
学生時代からottoともどもお世話になった。
出産後の退院時にも来て頂いた。
子供達の結婚についても時には厳しい言葉で親の姿を説かれた。
人の事に気をもむ世代。ありがたい存在だった。

Mおばさまを最後まで看取った長女は私の大学の後輩でもある。
18歳で結婚。青島に渡り終戦を迎え、乳幼児2人を連れて引き揚げ。
思えば23〜4歳の母親。
壮絶な人生でありながら、都会的で豊かな知性の持ち主。

ホテルで心行くまで故人の想い出を語りながら会食。
冠婚葬祭... 親族が久々に集い、また繋がりが伸びていく。

雨の夕暮れ。
お清めをいただいたottoを助手席に乗せて走る。
小平にお住まいだったMおばさまたちとの想い出に浸りながら走る。

自分たちがいかに多くの方々のお世話になってきたことか!
感謝あるのみ。

  

Posted by jun1940 at 11:20Comments(3)family

2011年06月18日

アマリリスとお歯黒

イタリア歌曲「アマリリス」に夢中になっている間に玄関先のアマリリスが咲いた。
曲を頂いた時は微かな膨らみのアマリリス

単純な譜読みとイタリア語はなんとかパスして良い気分になるころ少しずつ開き始めた。
難しいのはその後だった。
口から音を立てて息を吸い込まない、コンマの区切りの意味を考えて歌う〜、難題に四苦八苦して通過したが。

しかしまだ蕾には違いない。
もう次の曲になっているのに、まだ消化不良気分。
あ〜でもない、こうでもない〜と声を張り上げていたらアママリリスは全開した。
十文字に4つの大輪を艶やかに開いている。
誇り、素晴しく美しい、おしゃべり、強い虚栄心... アマリリスの花言葉だ。
そして不釣り合いな「内気」も花言葉。



「いつもの様に歌え! 心に不安定要素が在る声だ!」と前回のlessonで何度も注意されたのだった。

今は大きな花の中に引き込まれてスッキリした気分でアママリリスになった気持。

実は3月に突然歯がお歯黒状態になった。
定期検診で数値はOK 。
次は掛り付けの歯医者に行った。服用している薬が変わったか?と聞かれた。
変わった!同じ成分だが、発泡式で飲み方が変わったのだ。
薬に関しては次回内科検診のときに相談をする事にして、お歯黒は超音波で取り除いてもらった。
時間をかけての処置だった。真っ白に変身した。
歯が真っ白になると声を出し易くなる。

痛くも痒くもないが、真っ黒の口ではやはり心にしこりが溜る。
しこりがたまると顔や口や喉の筋肉が思うように動かない。
恐ろしい体験だった。

連休にチビコが「バアバ、はみはみしてあげるからお膝にいらっしゃい!」と母親にしてもらう事を私にしてくれようとするのだった。余程黒い歯が気になったのだろう。
そして幼稚園兒になったチビタからバアバの絵を送って来た。
口に歯のシールがならび黒い黴菌のシールが暴れている。「虫歯の黴菌をやっつけないとだめだよ!」と言う。
超音波で磨いてもらったからチビコやチビタに安心して歯を見せられる。

明日は柏の合唱際。
混声合唱団明響で「モーツアルト:Laudate Dominum とラター:Fecit potentiam」を歌う。
歯が白くなったから、合唱際でも、もう大丈夫!
  

Posted by jun1940 at 18:48Comments(6)音楽

2011年06月13日

運河のノビル & ツバナ

気温が上がり朝のwalkだ! とデジカメとレコーダーを持って出発。
土日は高校生はいないか? 走っている。 部活だからさらに楽しそう!
そして大人のサイクリング集団が次々と超高速で走る。
1人サイクリングももちろん走る。
ヘルメットにサイクリングスタイル。
後ろから追い越す時は「自転車が走ります!」と先頭が叫ぶのが聞こえたらもう10人以上の集団が風をきって駆け抜ける。
接触したらばあさんはたまったものではない。
歌や花どころじゃない疾風!

静寂が戻る。静かな花はチガヤとノビル。
控えめで土手いっぱいにそよいでいる。
どちらも私には食用。
ノビルは球根が美味しい。小さな白い玉を味噌や醤油につけておくと美味しい。

ユリ科とは! 小さな花はニラに似ている。

ツバナはフワフワ綿を飛ばせている。 

綿の中に小さな小さな粒がついている。
私のデジカメでは無理。

ツバナ = チガヤ
子供のころまだ穂先が莢に包まれているのをそっと引き抜いて食べた。
懐かしい野のおやつだった。
人に食べたというと「え〜!」と否定の反応。
密かに「我家は貧しかったからオバアちゃんが教えてくれたのかな〜?」とも思っていた。
しかし万葉集に「茅花を食めど 痩せに痩す....」とあるから万葉のころから食べていたのだ。
イネ科である。竹の仲間じゃないか!

netで「ツバナをたべたことありませんか?」 と書いている人がいる。
嬉しくてコメントしようとしたが、随分昔にup したものだったので足音もなく引き返した。

万葉人が食べたのだ。net のお陰でこれからは大きな声で「ツバナ食べたよ!」と言おう!

ottoは「カミサンは花より団子だ!」と言う。
運河土手に花はもとより団子が溢れているのを楽しまねば。





  

Posted by jun1940 at 18:15Comments(5)利根運河

2011年06月09日

運河のクサフジ

初夏の運河。朝のwalkは8時を過ぎると暑くらいだ。
今年は土筆は収穫大だったが、ワラビは全くタイミング悪く出逢えなかった。
運河沿いにある県立高校の学生の自転車で通学ラッシュ。
若い息吹が立ちこめる運河土手。

若草の中に目立つのが紫色。


葉も茎もカラスノエンドウそっくり。
カラスノエンドウはもう莢が黒く実っている。
花は違う。
クサフジ。マメ科ソラマメ属の蔓性多年草。
上を向いているが房は藤そっくりだ。
中国では薬用に使われ、生薬名は透骨草。 中国で薬用なら、日本でだって薬用だろう。
爽やかで高貴な雰囲気の花。

それに比べてワルナスビは何となく俗っぽい響きだが、憎めない。
花は薄紫と白。同じ茎にどちらも付いている。
早朝から蝶など小さな昆虫が蜜を吸っている。小さな蜂らしい。蝶々はデジカメを構えたら
逃げてしまった。

7〜8k歩くと汗びっしょりになる。
学生の姿が消えると、イヤーホーンをならして歌いながら歩く。
熱いが久々の爽やかな朝だった。
  

Posted by jun1940 at 22:03Comments(7)利根運河

2011年06月08日

Timely なアマリリス

6/6
午後時間ができた。Lesson どうしようかな? と迷っているとMs.O1 から誘いのmail。
即 Lesson 受ける事に傾く。
彼女の後に入れてもらう事になった。
前回 アマリッリを始めた。Caccini のAmarilli。大好きなアリア。
小学生の頃、ピアノのおけいこに行くと学生服のお兄さんがアマリッリを習っていた。
大人になりかけのお兄さんが歌う甘い歌だという記憶がある。記憶は最初のフレーズのみだが。
それをばあさんが歌うのだから印象がチグハグだ。

前回の lessonの日、玄関のアマリリスの鉢植えが蕾を付けていた。

こう歌おうか? ああ歌おうか?とチグハグを抱えたまま教室へ行く。
Ms.Oの「ミミ」の素晴しさに圧倒されてしまった。
「こんなにすばらしくミミを歌うソプラノとデュエット出来るのだろうか?」と心配にもなる。
そしてアマリッリの前に教則本 Conkone でメゲテしまって、さらにチグハグ。
我家のアマリリスの蕾が全開する頃までに仕上げればいい〜 と弱気になる。
「アレコレ考えるな!」「元気にいつもの声で!」「喉が浅い!」「前へ!」と次々指示され
更にメゲテ歌ったら「言葉にまで暗さが出ている。深刻に歌うな!」
何か考えると直ぐばれて先生は伴奏をストップ。
Amarilli mia bella, non credi, o del mio cor ばかりくり返し先へ進まない。
発声は勿論、呼吸、喉、表情がパスしないのだ...

「それでは最初から」と言われ、「どうにでもなれ! 」と思いっきり歌った!
すると、あっさり「あ〜、良いでしょう。 次は...」 と上がってしまった。
要するに「考えずに夢中になって没頭すべし」なのだ。歌に入り込むことなのだ。

まさか2回でOKがでるとは思わなかった。
玄関のアマリリスは少し開いて来た。
時間をかけて開くアマリリス。
全開が楽しみだ。  

Posted by jun1940 at 13:54Comments(0)音楽