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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2011年10月17日

那須岳断念 ’11.10.15


厚い雲の被さる那須の山々を宿の窓から眺めながら、翌日15日の空模様を祈った。
夜来の雨は降り止まず。早朝の天気予報では午前中風雨が強くなる模様。
風雨に負けず歩く? 温泉へ? 塩原へ出て何かを観る?...
幾つかの選択肢に迷ったが、「那須岳は逃げない。また出直す手もあり」に落ち着いた。
おニューのmont-bell の雨具は防寒着にして帰途のバスに乗る。

バスは途中りんどう湖に立ち寄る。小一時間の散策。
美しく整備された建物や庭を観る。
道端によく植えられていた花々が整然とガーデニングの枠にアレンジされて、色彩の組み合わせに目を見張る。
思い出した前日のビックリの花の姿はコルキカム。
コルキカムは昔昔大きな球根を頂いた。植えるのではなくガラスの器に乗せておくと花が開いた。以後コルキカムは園芸用に改良された物とバカリ思い込んでいた。
それがMt.Jeansのロープウエイの庭に咲き乱れていた。

自然の中で咲く花だったのだ!と。

ローウイーンの飾りとイヴェントの中に大カボチャの展示があった。
11月1日は万聖節(All saints' Day)。天上の諸聖人と殉教者の霊を祀る日だ。
その前夜 All-Hallows Eve にはありとあらゆる悪魔や魔女が横行闊歩する。
キリスト教とイギリスというよりアイルランドの妖精神話が合体したものだ。
信仰有無に関わらずなんでも取り入れる日本人は宗教が合体したハロウイーンも取り入れる。
巨大カボチャをデジカメゲットしながら、イギリスの伝承童謡に夢中になっていた頃を思い出す。

山行もしなかったのに、バスにもどると前日の静かな日本の秋の中に夢をみる。

静寂の紅葉は懐かしく、愛しい安らぎだ。

バスは格安の宿付き観光バス。各地で拾った乗客を数カ所のパーキングで各目的地に向けて客を交換する。実に効率的な観光バスだ。
私は春日部乗車後2度乗り換えた。往は実に順調だったが、復は乗り換える筈のバスが大幅に遅れた。客を交換しなくてはならないので数台が待機。客数がまとまったバスから発車していいく。残っているバスを移動しながら雨をしのぐ。
大幅遅れのバスがやっと着き、発車間際に用足し許可を申し出る客。運転手は快く許可するのが常だが「なんで...? 」と許可後こぼしていた。どうやらこの不測の事態の度重なりも大幅遅延の理由だったらしい。
乗り換え時に自分の乗るバスが判らず「何号に乗って来た?」「何号に乗る?」と聴かれてもえ〜?となる人もいる。
イライラする人、自分は大丈夫だ!と自信を持つ人。
仲間から離れて1人になった私はバスに揺られてまた眠りに入った。  

Posted by jun1940 at 10:38Comments(2)名無し会