続junjunのつぶやき

10/16　9：30　オーストリア　トレンド　サヴォエン　ホテル出発。　午前中市内観光。
先ずはベルヴェデーレ宮殿。
小雨に濡れた紅葉の宮殿。
予約時間丁度に宮殿内へ入る。
3回目の宮殿見学。年々チェーンで仕切られて歩く場所が制限され、警備が厳しくなっている。
塚本哲也著「ハプスブルグ家最後の皇女　エリザベート」を思い出しながら見学。
　


街路樹はマダラに紅葉し、歩道には落ち葉や実が足下で鳴る。
橡の実を踏みながら、空気に親近感を覚える。
あ〜、やっぱり来て良かった！
10日前の戸惑いを思い出す....　来て良かった！

10/5日　昼前病院から電話連絡。検診の結果が悪いので速来医院せよとのこと。声を失うとはよく言ったものだ。
予約してあったVoice-training　で出かけたが、平静であるつもりなのに声が思う様にでない。夜の合唱団の練習は急遽取りやめ。
夜の部の診察に向かう。
糖尿病と大腸癌。糖尿病は2週間薬を飲み再検査。大腸癌は11月末に精密検査の予約を入れた。
2週間後は来院できないが、というと「では3週間後」となった。
平常通りの食生活で良いが、食後の運動を欠かさないこと。山登り水泳、歌、　OK。　腹八分目。

つまり　平常生活の継続可。　しかし心穏やかではない。一週間ばかりは毎日身辺の整理。整理でもしないと落ち着かないのだ。
演奏旅行止めようか〜...　とグズグズ考える。2年前大腸の悪性ポリープを取った妹に電話。「通院で簡単な手術だわ。」との返事。
「楽しめる時に楽しんどかんとつまらんわ〜。行って来たらええわ〜！」という妹の声が響く。いつまでも響く！
そうさ！　暗く考えても明るく考えても事実は同じだわ！

さあ、シェーンベルンの空気をお腹いっぱいに吸い込もう。
目を閉じると4年前のウイーンの寒いクリスマス、
ドナウ川公園は特に樹木まで凍りついていた。　美しく厳しい冬景色だった。




目を開くと今は紅葉と緑の芝生と花壇。
四季折々の美しい景色を吸い込める幸せ。
10年以上昔の照りつける太陽溢れる夏のウイーン....　あの時は早起きの学生達と庭園の向こうまで昇った。
視覚の推測よりも遠くキツい登り坂だった...　　　



庭の手入れを黙々としている庭師の姿が目に入った。
自分の身体もこんなに使い続けているんだもの、手入れが必要だんだ！
そして　次は雪融けの春のウイーンの空気を吸いに来よう！

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