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2009年03月24日

竹展2(刺したり、泣いたり)

竹展では懐かしいもの、珍しいものに沢山出逢えた。
珍しいものに「シチク」があった。同音だが「紫竹」は西山荘で出逢ったが、京から贈られた気品をそなえて尊ばれている竹。
同じシチクでも「刺竹」となると、穏やかではない。

竹展2(刺したり、泣いたり)

鹿児島では栽培しているそうだが、沖縄以南では自生。
稈が強いので沖縄では建築材料や土木工事用として使用されるので栽培している。
トゲトゲして身を守っている竹。厳しい自然界で闘っているうちに強い稈になり棘をつけたのだろう。

一方 ひたすら泣いている竹もある。種類から言うとシチクと同様バンブーだ。
地下を這って条件の良い場所で芽をだすわけいはいかない株で増えるバンブー。
だから 人間に貴重品として観賞されるか、戦闘的になるか、泣くしか無いのだ。
その名は「メキシカンウイーピングバンブー :Mexican -weeping-bamboo

竹展2(刺したり、泣いたり)

京都の洛西竹林公園の玄関脇に40〜50cmの丈の鉢植えで初対面した。
小さくて細い葉がか弱気に下を向き、いかにも泣いている風情だった記憶がある。
最近名前はすぐ忘れるのだが、このウイーピングバンブは忘れない。
茨城県自然博物館では150cmはあると思われる鉢植えだった。

棘で威嚇しようがショボショボと泣こうが、竹の勝っ手。
しかし 植物も人間と同じであるような気がしてくる。
しかし 人ならどちらが強いだろう?
四方八方に噛み付い手いるより、泣いている方が生き延びるのかもしれない。

いや どちらも生命力の現れなのだろう。

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Posted by jun1940 at 10:36│Comments(4)竹笹
この記事へのコメント
junさん
こんばんは!
ほんとに珍しい竹だこと!
私としては「とげ」より「泣き」の方が
「勝」かなと思う。
「とげとげしい人」は苦手だものね。
Posted by machan at 2009年03月24日 21:33
machan
やはりね。
「泣き」が強いよね、結局。
私も「トゲトゲしい人」は苦手よ。
Posted by jun1940 at 2009年03月25日 00:09
jun junさん驚きました、同じシチクでも 刺竹と紫竹 があるとは!!
いろいろあろものですねえ。
Posted by jijii at 2009年03月25日 09:59
jijiiさま
同じ音なのにね。
鹿児島にあると図鑑にかいてありましたが、jijiiさまの近辺にはいかがでしょうか?
Posted by jun1940 at 2009年03月25日 10:52
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竹展2(刺したり、泣いたり)
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