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2010年04月27日

朱竹に「落とし文揺籃」

我家の鉢植えの朱竹は友人宅から頂いた貴重品。
一度枯れて、復活した貴重品。
先端に小さな筒状の葉に気づいたのは10日程前。
数日後、大きくなっているようだ。朱竹に「落とし文揺籃」朱竹に「落とし文揺籃」

笹に付いたままだから「落とし文の揺籃」。
「落とし文」とは風流な命名。
昆虫の幼虫の巣らしい。筒を作って地上に落ちるのは「落とし文」。
枝にぶら下がったままのモノは「落とし文の揺籃」。
「ゆりかご」そのもの。
親が揺籃を作って世話をしている様子はない。
自分で卵から孵ったら葉っぱを巻き付けて揺籃をつくり、笹を食べる。
大きくなったら、大きな葉に移ってまた揺籃を作る。
人様の作ったお宿をちゃっかり拝借する「ヤドカリ」より自立しているではないか!
「How toーモノ」で勉強するでもないのに!
大したものだ! と感心しはしたものの、困った!
葉脈だけの数が増えていく。
大切な朱竹がダメになる!
感心ばかりしてはいられない。
主を確認せねば! 
朱竹に「落とし文揺籃」



おとなし気な主の顔。
立ち退いて頂くことにした。
オトシブミにも「ヒメ〜、ヒゲナガ〜、エゾツククビ〜、 etc.」と幾つも検索できたが、このオトシブミがどれかは解らない。
文の中にこんな主がいたら、送り主は生涯毛嫌いされるのは明白。
文の中は美しいに限る。

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Posted by jun1940 at 14:42│Comments(4)竹笹
この記事へのコメント
junさん
こんばんは!
今日も寒かったね!

オトシブミという名前の昆虫なのね。
amazon.comに「オトシブミハンドブック」が
売られていた。
たくさんの種類がいるそうよ。

私は初めて聞く名前。
勉強になりました。
Posted by machan at 2010年04月27日 21:56
machan
昆虫の名前だと知ったのは今回「落とし文」で検索した時です。
こんな葉の形を通称だと思っていました。
ハンドブックをゲットしたら、嵌りそう!
でも虫だからね〜。
今流山は強雨。
Posted by jun1940 at 2010年04月28日 09:21
名前だけ聞くと、風流な感じがするのに、虫とは・・・
私も始めて聞きました。
竹には虫つかないと思っていました。
Posted by nonkoge at 2010年05月01日 13:59
nonkogeさん
竹には虫もつくし、病気にもなります。
それにしても素敵な名前の虫ですよね。
Posted by jun1940 at 2010年05月01日 22:38
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朱竹に「落とし文揺籃」
    コメント(4)