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2011年08月19日

鎌倉で地鎮祭

吉日の昨日 息子2の新築地鎮祭に参列。
お嫁さんのKさんのご先祖様の地。
昔からの閑静な鎌倉の住宅地。

猿田彦神社に祭礼をお願いしていた。
紅白の幕に囲まれた祭壇の四隅には青竹がそよぐ。
祭壇の前の盛り砂にも竹。
鎌倉で地鎮祭

熱暑の中、装束を付けた禰宜様は珠の汗... 式次第をおもむろに説明し、祝詞開始。
朗々とした声にチビコが「大きな声だね〜!」とそ〜っとバアバを見上げて首をすくめる。
鎌倉で地鎮祭

鈴のお祓い、鎌のお祓い、鍬のお祓い、鋤のお祓い...
鈴が最初だったのは記憶が確実だが、後はやや自信がない...

鈴で神様を呼び、屋敷の樹木を伐採する許可を得て、建物を建て、家内安全をお願いするようだ。
数年前、常陸の金砂大祭礼で見た「金砂田楽」を思い出す。
この国に根ざした神々への信仰が、事を行う前の神頼みを違和感無く受け入れられるのだろう。
無信仰を自認しているが、大地に生きる命のもととなると神道に落ち着くのが不思議でもある。「自然の命に護られる!」気分になる。

古式ゆかしい祭礼であれども、今は諸々の問題をかかえた日本の社会。
祭壇に大きな真っ赤な「金目鯛」が33℃はある筈なのに、頑として姿勢を変えないあっぱれな態度!
それもそのはず、零下40℃で冷凍されて遥か高知から届いたものだ。
何故高知から?.... 関東の海では放射能の関係でダメなのだそうだ。
昼前に地鎮祭は完了したが、流しに置いてもまだまだ融けない。
鎌倉で地鎮祭

お腹の小さな白い物は勿論鱗ではない。
祭礼時に撒かれた紙吹雪だ。
きっと昔はお米を撒いたに違いない。

チビコと興味津々で眺める。
「大きなオメメだね〜!」「お水がたまってるみたいだね〜!」
「触って見ようか?」 「ダメだよ、バアバ。食べない時にオメメに触っちゃ行けないんだって,お父さんがいってたよ!」...

やっと解凍したころ頭領が捌きに来宅。
地鎮祭なのに来宅? ... 既にKさんの弟JP君 の新居が隣に建っているのだ。

「新居」と言うより「開業ホヤホヤの治療院」。
広いスペースでチビコと飛んだり跳ねたり、歌ったり。
楽しい地鎮祭だった!
JP君にホヤホヤの診療台の上で筋肉をほぐしてもらって快適な地鎮祭でもあった!


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Posted by jun1940 at 10:42│Comments(3)family
この記事へのコメント
junさん
こんばんは!

鎌倉に新居だなんてうらやまし~。

なぜか地鎮祭には神主さんが似合うのね。
昔から「お正月」「地鎮祭」は神道、「お葬式」はお寺と
分業が出来上がっているのね。もっとも我が家はお葬式は
神道でしましたが。
Posted by machan at 2011年08月19日 22:43
何故か日本には宗教が沢山ありますねえ。中でも神道と仏教
何処へ行っても神社、仏閣。そして屋根に十字架を掲げたキリスト教会。
信仰の選択は自由だし、宗派も沢山あって、出入りも余りこだわりません。
実に何とも大らかな国民性ですね。

仰せの通り、お目出度いことは神道、悲しいことは仏教とほぼ分業されているようです。
祭壇に大きな真っ赤な「金目鯛」とは誠にお目出度い。
Posted by jijii at 2011年08月20日 14:38
machan

竹寺の報国寺も近くだし、楽しみです。
鎌倉だから寺、寺、寺、
ご先祖様のお陰ですね。

jijii様
神仏、全てに違和感なくお詣り出来るおおらかな国民性でしょうか!
息子2 は神社にハマっていて少々マニアック。
Kさんも一緒に楽しんでくれるのでうれしいです。

捌いて焼いた鯛は有難く、またトテモおいしいでした。
22t5af
Posted by jun1940 at 2011年08月20日 15:10
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鎌倉で地鎮祭
    コメント(3)