名無会55回記念金時山

jun1940

2012年11月22日 13:03

名無会10周年記念 金時山登山
金時山は初回の山。リピートはしない世話役Fの毎回の山行だが、記念すべき山行には初回に戻ろうと決まった。
55回という記念すべき回数を重ねて来た高等学校の同級生仲間。
次々と仕事を退き、介護、病、それぞれの道を歩いて来た同級生。集まると若き日に戻る。
カッコウ付ける必要も無い仲間。
食前食後などに服用物をホロリと転がしたりしながらも、こうして山を野を楽しめるのはありがたいことだ。
10:00 箱根湯本集合 7m&4f =11 仙石で下車し宿に荷物を置いて出発。
宿は仲間Tの母校の箱根保養所。大学生がゼミや合宿に使う大きな保養所。
金時神社(公時神社)へバス道の坂を登る。

神社の周辺に記憶があるようでない、この不確かさ!神社迄の坂道がけっこうキツかったのは初回と変わらない。

宿り石の裂け目から紺碧の空。

柔らかい土の登山道はハコネザサ。分岐近くなるとしだいにキツくなる。
やすみ休み登る。分岐に入ると一気に大きな岩。
花を見つけてデジカメ口実にゆっくり息を整える。りんどうが満開。


遠くに芦ノ湖。デジカメ休憩。
皆で歩いた大湧谷だ!


平日にも関わらず、登山ツアーの大集団が幾つも大移動している。「頂上は満員ですよ」と下山団体が声をかけてゆく。
頂上にはまだ見たことのあるツアーバッジの集団がひしめき合っていたが、順次点呼をとり下山していく。
富士山! 
何てたって富士山!
お弁当を開き、富士山に感謝!
世話役Fが入れてくれる熱いコーヒーに感謝!
険しかった急登を忘れて山頂の空気を吸い込む。

さて下山! 来た道? 長いが別ルート?とFが皆の体調と意志を問う。
乙女峠回りに決定。
ルンルンで下るのもしばらくのあいだ。上り下りをくり返し、延々と続く。
標識の言う20分を優に過ぎてもなかなか辿り着けない。
なんとか長尾山(1119m) → 乙女茶屋跡(1005m)にでた。
紅葉の美しい乙女峠。
展望台からまた昼下がりの富士山ゲット。
以前別ルートからここに来たときは雲で富士山は見えなかった気がする。



乙女口は標高730m。これでもかこれでもかと下りが続く。
尾瀬の燧岳で日が暮れたことを思い出す。一本道だから恐怖が手伝い先頭でころがるように下る。
乙女口から20分ほど下り金時神社を左にみて更に下り宿着。
温泉で汗を流しあとはゆるゆると懇親会。
豪華な舟盛りその他、係Tの美味しい心配りに感謝。





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