秋田駒ー小影山の原生林の巨木

jun1940

2008年06月28日 22:11

今年も秋田駒のリピーター。5回目らしい。老化現象で記憶が定かでない。
6/25 7:02 上野発「こまち」で出発。4f+2mの計6人。例年の秋田駒仲間。
田沢湖で下車。常宿の迎えのバンに乗り込む。
案内人 Ms.Kは日本で二番目の巨木のある小影山原生林を見せたいと言う。
有名な観光名所「抱き返り渓谷」の対岸の山。



山腹の林道に車を止め、体操。軽いザックに水とお弁当、雨具、貴重品を入れ出発。
快晴の原生林だが、鬱蒼としている。所々木漏れ日があるものの、静まり返った原生林を歩く。
ブナ、クリ、シイ... の林。林道は次第に狭くなる。Ms.Kの説明を聞きながら黙々と歩く。


ストックは一寸法師の針。あ〜、大きな幹よ!

様々な勇姿で鎮座する巨木達に対面すると大きな生命力にうたれて両手を幹に当てて体重を預けたくなる。
抱えられる筈も無い巨木はしがみつくなど恐れ多い気がしてくる。


なんだ、ナンダ、この巨木は!
三角点を過ぎた頃から道は素人には見分けがつかない。
「獣道だから、間を空けないで!」と注意され、6人はストック分程の間隔で一列に並んで歩く。


目的の巨木の側に腰を下ろし、お弁当。
お握りは日常的な美味しさで満たしてくれるが、原生林の樹木の気の中で「美味しい!」なんて満足が些細で心細いものに思える。
と同時に「美味しい」なんて感じられるのがとても幸せにも思われてくる。

みんな貴重な体験が、出会いが出来たことに感激し豊かな心になって下山。
3時間余りだが結構きつい初日だったが、この上も無く満足。
竹笹-fever もいいが、巨木に心変わりしそうだ!
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