’9.5.11:イチカヤ二モミ

jun1940

2009年05月13日 12:21

花の仲間で高尾山の例会。
花好きNさんが仲間を植物の世界に誘い込み、長年「花通信」を発行していた仲間。
「〜していた」なのです。
皆が送る原稿をまとめてくれていたNさんが病に倒れ廃刊。
高尾山の会は続けて、彼女の復帰を待ちに待っていた。
その記念スベキ復帰が 5月11日。
元気になったNさんを囲んで6人はケーブルを使い、4号路を散策。
新緑の樹々からこぼれる皐月の光を浴びて歩く。



カエデの新緑は格別。光をすかして葉脈が美しい。
小さなガクウツギを愛でながらもデジカメは至難。
斜面に開くコミヤマスミレに出会えたのはラッキー!
5人いても「フタリシズカ」。2人より5人の方に目が行く。
初対面はラショウモンカズラ。図鑑には夏に開花となっているが、異常気象で早まったのだろうか?
美味しそうにタワワに実る山グミも早いのではないだろうか?
神社の石段近辺のクマザサは新芽が新鮮。晩秋にはこの緑の葉にも白い隈ができ、一人前になる。成人ならぬ「成隈笹」。

Nさんには教わる事多々。
今回の忘れられない教えは「イチカヤニモミ」
栃と樅の見分け方だ。
葉先が1つならカヤ、葉先が2つに割れていたら樅。
クマザサが成長してから隈ができるのと異なり、新芽でも立派に2つに割れている。

帰宅後のNさんの快調報告に仲間は次回が待ち遠しい。

この文でイチトチ〜としていたら、山友達のKさんから栃ではおかしい〜とmailがきました。
そうです、トチではおかしいのです。カヤですね。
Kさん、ありがとう! 訂正しますね。

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