年一のHome-Concert

jun1940

2012年04月07日 22:26

様々な音楽関係の集いに参加しているが、richで楽しい年一のHome-Concertもその1つ。
4/4 は学生時代からの夫婦共々の友人Hさん宅のHome-Concert。
弦楽カルテットを聴いたり、カルテットをバックに歌ったりする。
カルテットは友人Mr Cello の奥方は音大出のViolin1。Violin2もVioraも友人。
子供の頃から弦を楽しんでいる音楽オタク達。

ペルゴレージ:スタバト マーテル と モーツアルト:アヴェ ヴェルムコルプス のアルトを歌うようにと前もってmail が来ていた。


H宅に着くと音楽室ではカルテットがリハーサル中。
客間に見知らぬ若い女性が1人。
特別客のプロviolinist「安田紀生子さん」。violinを聞かせて下さるというので期待が膨らむ。

まずは乾杯。おいしいランチで美味しい話題。
話題は世界を駆け巡り、音楽に深く入り込む。

Concert は先ずはカルテットでモーツアルト他。
いよいよ コーラス。スタバトもアヴェヴェルムもなんとか調子良く合わせたのだろうか。
BachのChoral やろうよ! とカルテットから声が出たと思ったら、もう演奏が始まった。「以前歌ったことあり」、ではあっても突然ではアルトは途中で落ちた。相棒に申し訳なかったが、急遽ソプラノににげた。ごめんなさい!

そしていよいよ安田さんのviolion.
ヴィヴァルデイー:四季。 

個人レッスンで今 イタリアのアリア Quel'la fiamma che m'accende を練習中。バロック風に歌う練習をしているので、今回の曲目はどれもこれまでと違う興味深さ。
時代と国、地方色の違いを音で表すのは難しい。解るようで解らない。
しかし、日本のものなら田園か海か、時代は? 文句無しに何かが伝わって来る。
しかし、外国物になると文化的背景にいかに知識がないかがわかる。
歳を重ねるにつれてますます知らないことが多くなる。

植樹のヴォランティアをしているMr.Hさんがカタクリの種をゲットし、お宅の林に蒔いたそうだ。それが芽を出した。花が咲くには7年の年月がかかるのだ。
7年後のHome-Concert にはカタクリが開花する。
夢が湧く。7年かかればもっと音楽が解るようになるかもしれない。
自分の歳に+7... これは考えないことにする。
先日 薬用植物園 でゲットしたカタクリを思い出しながら、7年後のH邸のHome-Concertに思いを馳せる。



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