帝釈天から百花園

jun1940

2009年03月11日 11:40

花の仲間の例会は帝釈天→向島百花園
雨予報だったが晴女の威力で薄日の早春。気温は低いが柴又で集合。
お馴染みの寅さんの町。随分観光地的変化をしていた。



人影のない参道が整備された変化をことさらに感じさせる。
帝釈天は日蓮宗経栄山題経寺。本堂の周りの彫刻が素晴しい。
ガラス張りの立派な拝観路が出来ていた。
花の仲間は彫刻の中の植物に目が行く。地理や季節など納得したり???になったり。
賑やかな拝観となった。

大庭園への入場受付ミスに大黒さん(寺の奥方)が大変恐縮なさり、丁寧な案内を受ける事になった。「素晴しいお庭+ 心ある応対」に仲間はスッカリ帝釈天のファンになった。
季節を変えて再訪することになった。
満足気分でランチの後は寅さんのお店でお団子のデザート。
電車移動で向島百花園に向った。




ヒカンザクラが満開。竹の筒に耳をつけスイキンクツの音を楽しむ。
花の少ない季節だが珍しいスズカカンアオイに出逢った。
華々しくは決して無いが、なんとなく注目してしまう花だ。



冷たい小雨が落ちて来た。
最近竹笹にもブログにも数歩ひいている私に待っていた竹があった。
他の樹木や草花にはネームプレートがあるところが多いが竹笹にはほとんどない。
ここにはネームプレート付きの竹「タイミンチク」が待っていた。



大明竹。別名「通糸竹」 細長い葉に捻れ傾向があるから。
株立ちだからアチコチに根で伸びて広がる事はない。
メダケ属の常緑ササ類。
竹なのになんでササ? 学者が分類したのだから理由があるのだろう。
一度見たいと思い続けている竹笹にラセツチクがあるが、タイミンチクの変種らしい。
節が螺旋状に巻いている。行ってみたい所が増えた!
鹿児島知覧町で発見されたとか。

竹笹を調べていたら少し元気が出て来た。
タイミンチクに乾杯!

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