'13 大晦日大掃除で御飾り
大晦日。大掃除をして清めて御飾り。
玄関、神棚、氏神様、新旧の物置...
松と榊を藁の七五三縄に付けて飾る実に簡単なもの。年年数を減らしている。
旧物置に飾る習わしだが、昔、大事な場所だったのだろう。
今にも壊れそうな物置。中には五右衛門風呂。
元の姿は想像するばかりの臼。電気餅ツキ器が世に出回る迄餅をついていた。杵はどこかへ消えた。
捨て難くてのこしている。
小屋の裏には井戸。地震以後、貴重さを再認識。
傍にユズリハの大木。
そして御神木の三本檜と氏神様。
生活に無くてはならない水回りを代々譲っていきたいという願いのだろう。
しかし時は流れ、井戸水は飲料水に出来なくなり、薪で風呂を湧かさなくなった。
前代の遺物。小屋自体も時間の問題だろう。
近代化は人間の生活ばかりではない。動物も今様に生きている。
玄関脇の楓の木に小鳥が巣を作っている。
材質は小枝とビニールの切れ端やヒモ。巧く利用しているものだ。
似たことを蓑虫がしていたが、デジカメゲットしそこなった。
幸多き2014年でありますように!
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