高知にてー3 血糖値に思う

jun1940

2009年07月07日 14:23

高知の旅日記途中で時が流れた。
昨秋来 血糖値を下げるために食事と運動にを続けたお陰で昨日の検診結果で安全数値に達した事が判明 。
体重は10kg 減った。嬉しいはずなのにこのところ力がでない。
軽くなったはずの腰が上がらない。秋でもないのに物憂い気分。
パソコン入院で仕事キャンセルしてるから? 急に暑くなったから?  歳のせいにはしたくないが。
血糖値は安全圏だが、悪玉が標準の二倍。
この年だから 好きなものを我慢することないではないか? とうそぶいてみたくなる。
but... あのかわいらしいチビコやチビタの成長をもう少し見ていたい。
but... もう少し歌いたい、歩きたい。
but... 今give-up してはいけない。大正二年生まれの母がいる!
but... もう少し〜    これは限りなく増える。

高知で少し我慢したあの美味しいお料理も健康値にもどっていれば楽しめるのだ!
山海の幸に恵まれた高知の豪華なメニューを思い出す。

21日の午後は高知城に登った。天守閣から町を一望する。
城の展示室には山内家以前の長宗我部氏から維新以後の歴史が盛りだくさん 。



夕食は土佐老舗料亭「得月楼」。宮尾登美子作「陽暉楼」の舞台。
土佐名物/皿鉢料理 が並ぶ。
真っ赤なエビやカニにチビコは大喜び。チビタはまだ離乳食途上。





御箸の下に並ぶ寿司は噂に聞いた筍寿司。
筍の中にすし飯が詰め込んである。朝市でみた筍の束を思い出す。

楼は日本庭園の美しい和風。廊下が複雑に巡らされる南海第一楼。
 明治の政治家、活動家、文人、財界人... 多くの人の戦場でもある。
じっとしていられない孫達がトントンと歩き回るのを口実に回りの様子も偵察。

最後に鯛蕎! 
鯛で煮込んだ蕎。 私にはありがたいヘルシー加減。



三翠園にもどり、次男親子とottoはお休みタイム。

Hさんの運転で小一時間山道ドライブ。
自然の螢生息地へ。
真っ暗な川沿いにおりていくと一面の螢。
地に光るのは乳母螢。小さく光るのは姫螢。空に光るのは源氏蛍。
乳母螢は小さな芋虫の様だった。
姫に対して乳母かと解釈したが「ウバボタル」は姥螢かも知れない。
デジカメ不可能で残念。
螢の光景を見せたがっていた長男夫婦もこんなに光るのは初めてだという。
しきりにチビタに感激を語りかけているが、一歳半には無理。
しかし、親が感激して子供に伝えようとした心は何らかの形で子供心に何かを育てる事だろう。
山の中の幻想的な世界だった。

関連記事