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2021年03月17日

帰宅

通夜・葬儀・初七日を一括で行うイマドキ家族葬。
父が念珠を忘れるというハプニングもあり…

「常陸太田も舞鶴も、
 ご先祖様やおじいちゃんおばあちゃんが
 かわいい子や孫に対して
 護りこそすれバチなど与える筈がない」
という確固たる考えがあった母のこと、
「またあんたは…」と呆れ笑っていたのでは。
「しっかりしてよ」と心配になったかも


帰宅

棺の中には、ドレス2着。
上野に一緒に買いに行ってご満悦だった母。
お仲間に驚かれるような安さとは思えないドレスでした。
暖かくなったらもう1着買いに行こうか?
とも言っていたのですが。
楽譜も大学ノート並みに薄いものならということなので
リコーダーの教則本。
手書きのメモは、入院まで枕元にあったバッハと、
結構前のアヴェマリア。
胸元にはボランティアで歌いに言った時の小道具の
お魚とねずみ。
顔の横には解きかけのナンプレと、
画面からはトリミングしましたが、別の小道具。

その上を花で埋め尽くしました。

諸々済ませて帰宅した母。
自宅に送っていただいたお花に包まれています。
豪邸とは程遠い我が家のこと、…この生活感…
設置する場所に悩んだ様が画面に現れていますがご愛嬌。

帰宅

思えば、病院から自宅に帰るときは澄んだ星空。
自宅から葬儀場へ移る時は横殴りの土砂降りの荒天。
そして今日の初夏を思わせる晴天。
どれだけ「流山のおうち」に居たかったんでしょう母。
四十九日と納骨の日の天候が今からちょっと心配。(笑)

多くのお友達の皆様が、
それぞれの形で母を送ってくださったことを
SNSで確認させていただきました。
本当にありがとうございました。
皆様が歌う時、奏でる時、野山を歩き愛でる時、
きっと母は「今日は●●だから言って来るわ」と
いそいそと同行させていただいていることと思います。
言の葉に母の思い出を乗せていただければ
「あったわねそんなこと!」と
笑って頷いていることでしょう。
今後ともよろしくお願いいたします。

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Posted by jun1940 at 08:34│Comments(0)
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帰宅
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