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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2008年12月28日

リッチな花で〆

家庭をないがしろに過ごしているうちに暮れも押し迫った。
1年を振り返りながら整理整頓しようと部屋の隅を見た。ないがしろにしているうちに花が満開に咲いていた。
カネノナルキ(花月)=Crassula ovata=C. partulacaria に花!
去年は咲かなかった。
40年ほど昔、新居にottoが田舎から小さな一枝持って来た。以来我家の一員。
十数年したころから花が咲き始めた。小さな白い花。
生活費、教育費... お金持ちとは全く縁のない時季に開花を始めた不思議なタイミング。


去年は何故咲かなかったのか解らない。
良き事、悪しき事のあった今年の1年。不安も残す中でこの花の開花はホッとするものがある。



鉢が小さ過ぎるからだろうが、『分家したい』とでも言う様に茎のあちこちから根っ子が出ている。みずみずしく美しい根っ子。生命力そのものの美しさ。
去年一休みして元気を回復したのだろうか?
カネノナルキに倣って、来年は休み休みエネルギーを蓄えよう!
カネノナルキは我家にはお金を運んでは来ないけれど、励ましてくれる大事な木。

あ〜っ! まてまて、今年はジャンボ宝くじがオマケに付いたものを買っている!
もしかしたら!
いや、まさか!
当ったらどうしよう? でも、もしかしたら、カネノナルキが運んでくる!
欲張るまい! 清らかに年の瀬を迎えよう!
でも、2日間の夢を見るくらいはいいのではないか!

眠れない晦日になりそうだ!  

Posted by jun1940 at 22:19Comments(11)自然の姿

2008年12月27日

’8. 暮れの第九

今年も無事 暮れの第九を唱える!
ベートーベンの第九をオーケストラで初めて唱ってから、いつのまにか30年近くになる。
指導者、指揮者、オケ、ホール... 二度と同じ音楽はない。
毎回「第九とはこんな作品だったのか!」と新しい事を学ぶ。
飯守泰次郎指揮の第九は5回目だろうか? それでも新鮮な世界に引き込まれる。



友よ〜 と叫びながらスクラムを組んで喜びの世界を求めて前進する民衆!
人はみな兄弟となって喜びの歌を歌おう!
世情不穏な現代にこそ「人はみな兄弟」の心が必要なのだ。



寒風吹く上野公園。
仕事納めを済ませた人、冬休みに入った人、御徒町、秋葉原へ暮れの買い物に来た人...
JR上野駅も公園も人々のにぎわい。
この雑踏の中、みんな平和な心の人ばかりでありますように!



「歓喜の歌」を心から唱うと小さな私の一年が浄化される。
「歓喜の歌」を心から唱って「来年もまた健康で唱えます様に!」と小さな幸せを祈る。
「歓喜の歌」を平和な状況で来年も唱えます様に!
「歓喜の歌」の心が広がって皆が Bruderの輪をつくれます様に!  

Posted by jun1940 at 18:11Comments(6)音楽

2008年12月25日

ツノゴマ=悪魔の爪

五反田近辺散策後ひいた風邪でダウンしていたが、やっと本調子。
12/26 東京文化会館で飯守泰次郎指揮の第九を唱いたい!
暮れから新年にかけての家族大集合を予定通り迎えたい!
この2つにかけてひたすら風邪退治に10日間。
治ったと体感出来るこの清々しさ!
風邪で医者に行ったのは何年ぶりだろう?
手を広げ過ぎたかな?減量をし過ぎたのかな? 反省する事も多い。

でも、楽しい事は楽しいんだから手も脚も出てしまう。
前回の楽しい会の楽しい出会いはツノゴマ。
植物の仲間がランチを待つ間にテーブルに出した不気味なモノ。


 
何だと思う? カブトムシの仲間? どうみても虫。
それは植物の種! ツノゴマ。
別名「悪魔の爪」はいかにも!とうなづける。
ジーッと見つめると歯を剥き出して襲ってくる気配。

アメリカでは若い果実は角がまだ割れず一本なので Unicorn(ユニコーン)、黒く熟成すると Devil claw(デヴィルクロー)。
花は紫と黄色がある。どちらも食虫植物。

珍しいものはまだまだ地上に溢れているだろう。珍しいもの美しいもの美味しいもの... 
美味しいものが運ばれて来た。


木の器、竹の匙、竹の箸、竹の箸置き!
植物観察の締めくくりに竹づくし。
来年もまた歩こう。元気に仲間と歩こう。  

Posted by jun1940 at 11:05Comments(9)自然の姿

2008年12月21日

目黒の赤い花&実 ’8.12

体調を崩した一週間が過ぎた。
風邪をひいてしまった。熱は無い。食欲あり。消化器系万全。頭が重くて喉がイライラ。完全に炎症を起こしている。
頭は重いがいわゆる頭痛ではない。これまでなら日常生活継続症状。
but 困った! 26日控えた第九! 声が出ない! 致命的症状!
その間 楽しみにしていた演奏会を2つも逃してしまった。ottoと2人分頂いたチケット。
自分の演奏会を控えていなければどちらも聴きに行ったのに!

今日は父娘で演奏会に出かけた。誰もいないので思いっきり歌の練習がしたい所だが「声が...」。
静かな家でpcに向かうと16日に仲間と散策した目黒の写真が出て来た。花の仲間との散策だった。
沢山の草木の花と実にであった快晴の一日だった。
印象的だった赤。
まず第一は 目黒の正田家跡地「ねむの木公園」の深い朱色の薔薇「プリンセスミチコ」。



花の少ない季節に美しく気品のある薔薇が目に付いた。皇后様の笑顔が重なる。



高級住宅街の坂を上ったり下ったり、池田山公園に向かう。ここも静かな品のある美しい公園だった。
途中のお屋敷に、もう古木とも言える大きなおおきなイイギリが真っ赤な実を付けている。植物通は緑の葉と赤い実を同時に付けているのは珍しいという。オバさん集団はイイギリのしたで心行くまで観察し、坂を下って庭園美術館のレストランでランチ。
おしゃべりに花が咲き美術館は割愛。自然教育園に入る。
運転免許証等年齢を証明して入場無料。嬉しいような寂しいような!

大都会の真ん中ともおもわれない広大な公園。どこか高原にでも入った雰囲気。あまり人気もなく優雅に散策。
秋の鶯も鳴いている。



紅葉まっさかり。黄色から赤のグラデーションに立ち止まる集団はなかなか前進しない。
植物図鑑など開いて納得するまで確認するのだから前進しない。
それぞれがそれぞれの興味で立ち止まる。私は紅葉を背景にしたクマザサとアオキの赤い実の美しさに呆然!



この実はなんだ!!!! 草木博士曰く「サネカズラ」。
逢阪山のサネカズラ〜 百人一種が浮かんでくる。
随分華やかでユーモラスではないか!
周囲の小さな赤い粒が熟して落ちると白く丸い痕になる。
古来鬢付けに使ったとか。
のんびりバラバラに散らばって歩いているが珍しいものに出逢うと皆が頭を寄せる。
面白い集団である。この調子の散策ならまだまだみんな歩けるだろう。大事な仲間である。

印象的な赤の一日だった。  

Posted by jun1940 at 15:51Comments(3)自然の姿

2008年12月19日

寒くなったら甘いもの

朝夕の冷え込みが急激にきつくなった。
家の前の草原(元葦原)も霜。
古墳の森も枯葉の下に霜柱がたっているが、こんなに地表が白くはない。



森の中の方が温度が高いのがわかる。
運河の土手では早足にしないと冷えてしまうが、森ではノンビリ歩ける。

寒い日曜日。 演奏会も終わり終日ノンビリムード可。
ノンビリ家の中をみわたすと気になるものがあれこれ。



気になるものの1つのキーウイー。常陸太田の畑の収穫「キーウイー」をジャムにすることにした。
堅い実をりんごと一緒に入れておくと熟成する。毎日2〜3個づつ熟成すればありがたいが、そうもいかない。
アチコチに配っているが、ときには「キーウイーアレルギー」の人もあるので無闇に配れない。
ジャムにして保存することにした。
ネットで簡単レシピを見つけた。皮を剥いて薄切りにして砂糖をまぶしておく。
砂糖が融けて実がヤンワリしたらアクを取りながら煮つめる。最後にレモン汁をかける。

作ると決めたらとにかく始める。ボールに一杯切ってしまった。
さて砂糖は?
砂糖は大抵特売の時に買い溜めてあるから〜と探せども。
無い!白い砂糖がない! 茶色の砂糖しか残っていない。
「カラメル不使用 三温糖」と書いてある。
再び ネット検索。幾つもあるレシピだが、どこにも「カラメル不使用 三温糖」はダメとは指示していない。
茶色の砂糖でジャムを作る事にした。



トロリと色黒のジャムが出来上がった。
我ながら上出来。
毎朝ヨーグルトに入れよう。
私にはカロリーが高すぎるのでottoの半分。
腹八分目にするよう医者の注意だから半分じゃなく八分でいっか〜。否、否、半分と決めよう!  

Posted by jun1940 at 17:15Comments(7)自然の姿

2008年12月14日

古墳の森の生き物 ’8.12.12

毎朝の歩け歩け。
古墳の森は秋がいよいよ深まった。
わずかに残った紅葉が目を引く。



柔らかい落ち葉の森だけれど、足下に注意しないと滑ったり折れ枝や根っ子に躓いたりする。
目線を地に落としていると目に付くものはモグラの盛り土。
新鮮な黒い無数の盛り土から夜中の森の生活がうかがわれる。
モグラの天国! でもまだモグラを見た事がないのだ。子供の絵本でお馴染みだから旧知の仲の気分だが、見た事が無いモグラ。



数年前まで狸や兎がいたが姿を消した。
猫も森の住民。仔猫を捨てにくる人がいる。
モグラの盛り土の番をしている仔猫。

森に隣接する民家の柿は小鳥が群れている。



10羽近くいたがデジカメを構えたら飛び立ってしまった。
かろうじて2羽ゲット。
中高年家族では柿は食べきれない。
ご近所付き合いも疎い首都圏ではお裾分けのおつきあいも疎い昨今。
木の実を穫る道具も無ければ気力もない。
垣、ミカン、柚子〜 ほとんど小鳥の餌。
気のせいか丸々した小鳥だ。百舌鳥だろうか?
我家に庭に餌の林檎を置いてみたが、新鮮な食べごろの実のほうが好まれるようだ。  

Posted by jun1940 at 11:19Comments(4)古墳の森

2008年12月11日

クリスマスカンタータ ’8.12/8

Tokyo City-Phil 224回定期演奏会 矢崎彦太郎指揮 フランス音楽の彩と翳
最後の曲目 オネゲル:クリスマスカンタータで唱う。
東京オペラシティーはクリスマス一色。広場に大きなツリー。
夜になるとイルミネーションが輝く。
ツリーの前の小さな台にツリー占。音楽とともに運勢の星が光る。全部光ればA.
私の運勢はほどほどのC. 自分の努力次第で〜 運勢を切り開く星のもとにある「C」。それも良し!


楽屋にむかう。建物のアチコチにツリーが光る。



オネゲルのクリスマスカンタータは実に不思議な音楽。

ゲルマン系スイス人の両親を持つオネゲル。ゲルマンとラテンの中で育った彼の不思議な感性が不思議な音色を作り出す。
理解に苦しむ音楽だったのがオ−ケストラと合わせたオケリハでその美しい響きに引き込まれてしまった。
練習毎に完成していくプロのオーケストラに合わせて唱うと知らぬ間に人種を、言語を越えた世界の平和への祈りに引き込まれる。
ラテン語、フランス語、ドイツ語が交錯しているメロディー。
唱っていて鳥肌が立つ。
舞台でウルウルしていてどうする! と厳重注意。つまりゲネプロでウルウル感極まっていたのは私だけではなかったのだ。
合唱団はアマチュア集団。それをこの音楽に引き込んでいく指導者と指揮者矢崎彦太郎の威力を肌で感じた。
また音楽の世界が広がった!


翌朝 前夜の感激が覚めやらず、片隅に小さなクリスマスコーナーをつくり平和を願うことにした。  

Posted by jun1940 at 09:52Comments(9)音楽

2008年12月06日

利根運河の小鳥 ’8.12/3

血糖値を下げるためには食後20分歩けとのこと。
片付けや掃除を放り出して朝の運河土手や古墳の森を歩く。
森は温かいが運河は手袋無しでは手の感覚が無くなる。身体は汗ばむ程でも手は冷えたまま。
歩き始めてみると「歩くのは最良の治療法とはなんてすばらしい大義名分!」
歩き始めると20分では終わらない。過ぎたるは及ばざるがごとし〜と解っていても朝の冷気の心地よさで歩き続けてしまう。

茜色が次第に消えて行く晩秋の風景。



水面の無数の黒点は小鴨達。



水温も日影もおかまい無しに遊んでいる。



他方 親鴨は陽だまりに膨れて動かない。沢山の親鴨はどれもメタボにみえる。

白鷺もゴイサギもいるが、黒ずんだ青い背にずんぐりとした姿のゴイサギに親しみを覚える。
スマートとは言えない人の良さうなゴイサギの姿を見るとうれしくなる。
水際の一羽が餌を狙った。



小さな小鳥達は素早くてデジカメ不可能。
さえずりだけ耳に残す。

体調を整えて5日、6日とオケ合わせ。
12/8 の東京City-Phil の定期演奏会にむけて最後の練習。
素晴しい響きの東京オペラシティーが待っている。  

Posted by jun1940 at 20:24Comments(4)利根運河

2008年12月04日

松戸ー戸定邸

11/23 日曜日の小春日和。娘と午後はフラリと松戸の戸定邸へドライブ。
野田−松戸の県道を上る。 松戸駅近くの戸定が丘歴史公園にある水戸藩最後の藩主徳川昭武の邸。
徳川慶喜の16歳年下の弟。
大河ドラマはドラマ。慶喜や昭武についての貴重な歴史を見せてくれる。


正門は清楚にして緑豊。
石段の両脇のグリーンカヴァーは笹。
右はコクマザサ、左はオロシマチく? 樹木には名札が点いているのが多いが笹には付いていない。

邸内はモダンな造りの中にいかにも水戸藩らしい雰囲気。
慶喜の代理で1867年パリ万博に派遣された昭武。
庭は枯山水でもなければ石や灯籠も配置されてもいない。
「三種の樹」がスッカリ古木になっている。自然に3種が共生しているとか。
午後の日射しに輝く邸を背にして古木が「歴史を見て来たんだ〜」と密かにつぶやいている。



広い庭は自由に散策できる。
孟宗竹の竹林に囲まれた公園内を散歩する。
四季折々の草木が美しいそうだ。
大河ドラマも大詰めで団体客の郡団が目に付く。
春になったら戸定が丘歴史公園を散策しよう!

松雲亭の周囲の鉄砲垣がまだ緑を残している。



静かな歴史散策の午後だった。  

Posted by jun1940 at 16:03Comments(6)歴史

2008年12月01日

快晴のパノラマ−11/20

常陸太田で鉢植えを屋内に取り込み冬支度。
2泊して帰途。帰途は山道。
笠間から朝日峠展望台。

快晴の晩秋。 
すぐ隣の峰、筑波山がクッキリ。

左下には霞ヶ浦。 

筑波山や霞ヶ浦がくっきりと見えるのはよくあることだが、澄み切った青空の下に新宿のビル群!!!
これはめったにないこと。



まだ検査前の不安定な状態で眺める東京のビル群。抜けるような碧の中に大都会の喧噪が吸い込まれるような、自分も吸い込まれる
様は気分だった。  

Posted by jun1940 at 09:33Comments(5)自然の姿