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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2010年02月09日

20102.4 八丈島2

亜熱帯の八丈島。豊かな植生の八丈島。流人を迎え入れた八丈島。
植物は見慣れたものが何倍かの大きさで繁茂。
ソテツに花と実がついている。朱色の3〜4cmの堅い実。周りの茶色の毛は温かい手触り。
服部屋敷の樹齢700年のソテツは数種類の蘭などが宿っている。


2日目は午後から風が強くなり、翌日は更に強くなる予報で海岸や中腹の展望台など盛りだくさんに動く。
どこに行っても亜熱帯植物。
絞りたてのパッションフルーツは甘くて美味しい。
我家の垣根のトケイソウは小さな実をつけるが、仲間であるパッションフルーツは天井まで蔓が伸びている。

名古展望台で絶景の180mの断崖を見下ろす。   
お店の前に焼酎の瓶がある。蛇口からご自由に〜。
展望台には竹林と笹薮。
ガイドさんに尋ねると「筍を食べるから竹でしょう」とのこと。
どんな筍だろう? と気になる。     
気にしていたら「出た!」 夕食に筍が。
八丈の産物の筍「ネマガリダケ」だそうだ。
ネマガリダケは夏に秋田で食べた。秋田駒のネマガリダケはせいぜい2m。
筍は秋田も八丈も同じ大きさ。
しかし八丈でネマガリダケを食べるとは思っても見なかった。
 
焼酎は島流しにあった薩摩人が伝授したもの。
昼間から飲むのは辛いので、皆が美味しそうにしているのを味わうことにした。
麦焼酎、芋焼酎と八丈島特産の芋麦ブレンド焼酎。
お土産には特産のブレンドをゲット。

島の美しい玉石垣も江戸人が設計したとか。
優秀な流人が文化を運んで来た島。

蘇鉄の花は数年に一度しか咲かない。
花が咲くと御赦免状が届くので「御赦免花」と呼ぶ。
「皆様はこの開花期に来られたのですから、無事お帰りになれます〜」と言われたのだが。

風はマスマス勢いを増す。
前日2人で歩いた南原千畳敷はユックリ歩けないくらいだった。
急いでバスに乗り込む。
島人はこれくらいの風には驚かない。

黄八丈の工房、クサヤの製造店、... 風に吹かれてながら 買い物袋が増えて行く。
ご試食に手を出し、そしてゲット。
息子からメールで「美味しいもの喰ったか?」と聞いて来た。
「美味しいものゲットしたから、日曜にでも来たら食べさせる」と返信したのだが。

                         

Posted by jun1940 at 14:11Comments(0)